「感度」と「粘り」の矛盾を解決。違和感なく食わせ、強烈な引きに耐える専用ロッド「kaijin ライトヒラメ」

寒さが厳しくなるにつれ、海の中では「寒ビラメ」と呼ばれる肉厚で脂の乗った良型が狙える季節が到来しました。

食味、ゲーム性共に高まるこの時期、関東エリアを中心に熱視線を浴びる釣りこそ「ライトヒラメ」。

活きたイワシなどの小魚をエサに用いる胴突き仕掛けは、シンプルながらも奥深い世界。

「ライト」の名が冠されていますが、単にオモリが軽いだけではありません。タックル全体のバランスを軽量化し、感度を研ぎ澄ませるスタイルこそが、この釣りの真骨頂。

軽量な道具立ては、海中のイワシが逃げ惑う微細な振動や、ヒラメがエサに食いつく前アタリを鮮明に釣り手へ伝達します。そしてフッキング後には、ロッドが満月のように曲がり込むスリリングなファイトが待っている‥‥と。

今回は、旬の大型ヒラメとも渡り合える機能を備えた、推奨ロッドをご紹介。

kaijin ライトヒラメ【アルファタックル】

アルファタックルが展開する「kaijin ライトヒラメ」。

本モデル最大の特徴は、「GSSカーボンソリッド」の採用にあります。

魚に違和感を与えない食い込みの良さ、海底の情報を的確に捉える感度、そして大判ヒラメの引きに耐える粘り強さ。これら相反する要素を高次元で融合させた専用ロッドです。

ラインナップは全2機種。それぞれの特性を見ていきましょう。

MODEL 全長 (m) 継数 (本) 仕舞 (cm) 標準自重 (g) 先径 (mm) 元径 (mm) 錘負荷 (号) L1 (mm) L2 (mm) メーカー希望小売価格 (税別)
215/FSL 2.15 2(B) 167.5 160 0.9 10.7 20-80 545 410 35,000円
240/FSL 2.4 2 150.5 160 1.2 12.8 20-80 530 405 34,000円

215/FSL:攻撃的な手持ちスタイルに

「215/FSL」は、ブランクス全身にGSSカーボンソリッドを採用したフルソリッド・バットジョイントモデル。

ショートレングス特有の軽快な取り回しが可能で、手持ちで積極的に海底の変化を探る釣りに適正を示します。その感度は底質やイワシの挙動までも明確に手元へ伝えるほど。

細身の外見からは想像できないパワーも秘めており、4.8kgの座布団ヒラメ相手でも問題ナシ。

操作性に優れるため、船釣り入門者でも扱いを苦にせず、ゲームそのものに集中できる1本です。

全長 (m) 継数 (本) 仕舞 (cm) 標準自重 (g) 先径 (mm) 元径 (mm) 錘負荷 (号) L1 (mm) L2 (mm) メーカー希望小売価格 (税別)
2.15 2(B) 167.5 160 0.9 10.7 20-80 545 410 35,000円

240/FSL:冬の荒波でも安定を

「240/FSL」は、ティップ側にGSSカーボンソリッド、バット側にチューブラー素材を配置したワン&ハーフ構造のモデル。

しなやかなソリッドティップが違和感のない食い込みを促し、フッキング後はチューブラーバットが強烈なパワーを発揮して大型ヒラメを浮かせます。

特筆すべきは2.40mの長さ。冬の海は波が高くなる日もありますが、この長さが船の揺れを吸収し、仕掛けを安定させます。横流しに使いやすいのも嬉しいポイント。

全長 (m) 継数 (本) 仕舞 (cm) 標準自重 (g) 先径 (mm) 元径 (mm) 錘負荷 (号) L1 (mm) L2 (mm) メーカー希望小売価格(税別)
2.4 2 150.5 160 1.2 12.8 20-80 530 405 34,000円

アルファタックル公式「kaijin ライトヒラメ」詳細ページはこちら

アルファタックル(alpha tackle) プロフィール

株式会社エイテックの自社ブランドがアルファタックル。同じくエイテック社のルアーブランドにはtailwalkがある。アルファタックルは海のエサ釣りを主体にしたロッドや小物用品類を数多くそろえ「MPG」シリーズ、「アルファソニック」シリーズ、「kaijin(海人)」シリーズなどは船釣りファンなら誰もが知るところ。幅広くリーズナブルで高品質な製品ラインナップが魅力。

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