「もう来る?」、「まだ来ない?」、釣り人は冬のイカの動向を待ち焦がれている人も多いと思います。
冬のイカ、そう「ヤリイカ」です。
「釣れてなくても探しに行く」のが日吉丸流
例年ならタルイカやケンサキイカ狙いにもチラホラと姿を見せ始め、12月も下旬になれば、ヤリイカ便として出船できる人気のイカですが、今期は12月も下旬になろうかという時点では、まだその気配を見せていません。
「釣れぬなら、釣れるまで待とうヤリイカ」という徳川家康スタイルではなくて、豊臣秀吉の「鳴かせてみせよう」の精神で「釣れぬなら、探しに行こうヤリイカ」とばかりに、日本海のイカ処、敦賀・色浜の日吉丸では、現時点ではまだ釣れていない「ヤリイカ狙い」の今季初出船が、年の瀬の12月28日に決まりました。
もちろん、それまでにも釣れ出した情報が出てくれば狙いに出ますが、この日は釣れていてもいなくても「ヤリイカ狙い」が確定です。

シーズン初期のヤリイカは、水深120mラインの深場から開幕するのが通例で、「当日も恐らくは、そのラインからになる」とは若船長談。
プラヅノやハイブリッドなどの細身の仕かけが高実績で、胴突き仕かけの場合はオモリ80~100号を用意してください。
また、イカメタルでの釣りももちろん可能で、その場合はメタルスッテの25号をメインに、30号もあれば安心とのこと。
胴突き仕かけで群れが回ってきたタイミングで連掛けをして数を伸ばすもヨシ、イカメタルで繊細なアタリを掛け合わせるゲーム性を楽しむのもヨシです。

▲胴突きならプラヅノやハイブリッドの細身の仕かけが◎

▲イカメタルでも狙える
初期の深場を狙う時は、底から10~20m上まで浮くこともあるそうですが、基本的にはヤリイカのタナは底がメイン。タナ探りはケンサキイカほど幅広くしなくても大丈夫なので、じっくりと底周辺で穂先にでるアタリに集中できますね。
「釣れてないから釣れるまで待つ」のではなく、「釣れてないから探しに行く」スタイルの、今回の日吉丸のヤリイカチャレンジ便。
秀吉の幼名と船名が同じ「日吉丸」なのも何かの縁? このアグレッシブな釣行、サクセスストーリーに繋がる気しかしませんよね⁉

▲昨シーズンの釣果の一部
敦賀沖のヤリイカ、この当日が今シーズンの開幕日になるかもですよ!
「我こそは」と言う秀吉スタイルのイカファンの方、日吉丸でぜひチャレンジを。

























