何を狙うか迷うほど、ターゲットは盛りだくさん!【冬の美味しいグルメを釣りに行こう】(福井・小浜 福丸)

冬の日本海側は出船日が限られる、という不安定な面もありますが、海況がよく出られた日には瀬戸内や太平洋側に勝るとも劣らない、魅力のターゲットがてんこ盛りです。

福井県小浜では年間を通して、旬のイカが狙える地域ですが、美味しい魚もいろいろ狙えます。

今回は、日中の釣りや半夜を含めた夜の釣りでも出船している小浜新港の福丸で狙える、イカを含めた冬の味覚釣りをご紹介。年末や1月以降の初釣りの候補にしてみてはいかがでしょうか?

▲定員20人以上の大型船で、冬場の釣りも安心で快適な福丸

アマダイ

「若狭ぐじ」としても有名な、若狭湾で釣れる高級魚「アマダイ」がその筆頭。

福丸では1日便アマダイ狙いとして出船しています。

釣り方はアマダイ用の2、3本針を使用した天ビンズボ釣りが主流ですが、希望者はタイラバでも狙うことができます。

釣果の方を見てみると、その型が魅力。アベレージは30cm級の良型で、40~45cmのジャンボサイズもチラホラまじっており魅力大。1尾釣れれば、満足度も激高です。

そんなアマダイが、よい人は複数尾。海況よい日には船中全員がボーズなしの日もあります。

また、アマダイが食い渋い場合でもレンコダイは食いが活発で、ほかにアオハタ、イトヨリ、オニカサゴなどもまじって土産は確保できるので安心です。

カワハギ五目

福丸は今冬から始まった、小浜のカワハギ釣りにも出船。

専用ロッドで楽しむのも、もちろんアリですが、イカ処らしくイカメタルロッドで、お手軽にゆる~く狙い始めているのが小浜流。

基本的に流し釣りではなく、アンカーを掛けて釣るスタイルで、アタリが頻繁なのが嬉しいポイントです。

カワハギがメインのターゲットですが、小ダイ、サンバソウ、ウマヅラハギ、ベラなどゲストも多彩で、「入れアタリ」の言葉が相応しく、ビギナーでも楽しめること間違いなしの釣りです。

仕かけは船カワハギ専用仕かけを使っていますが、エサは自由。ビギナーには、ややエサが付けにくいアサリに固執することなく、オキアミや虫エサ、イカ短など何でもOK。付けやすいエサ、試してみたいエサで遊ぶことができます。

釣果の方も十分で、ワッペンクラスから20cm後半の良型まで大小まじって土産は確実。先日は夜のイカ釣りとのリレー便で、夕まずめまでの短時間の釣りでも、ツ抜けクリアが多数でした。

鍋ネタにも最高なカワハギは、魚影も濃い小浜沖がこれからの狙い目かもしれませんね。

ヤリイカ

12月末時点では、まだ小浜沖には気配がないヤリイカですが、例年ならそろそろ釣れ出す頃の旬のイカです。

福丸では1日便で狙うデイゲームのヤリイカ、夕方便で狙うヤリイカの2つのスタイル。シーズン初期の1月は、夕方便で狙うナイトゲームになります。

初期のナイトでは、深場がメインポイントになるので、数を狙うなら胴突き仕かけにプラヅノ、ハイブリッドなどの細身の仕かけが有利ですが、イカメタルやオモリグでも、もちろんOKです。

タナは底がメインなので、タナ探りの必要性は、夏のケンサキイカほどではないですが、アタリがない時は底から10~20mほど上までを探るのも有効です。

デイゲームのヤリイカは、福丸では1月下旬より出船予定です。

比較的浅場のポイントを流し釣りで狙うことが多く、群れを追う釣りなのでスピーディーな手返しで、ナイトゲームとはまた違った面白さがあります。

 

以上が、小浜沖で楽しめる冬の美味しいグルメな釣りです。

アマダイ、カワハギ、ヤリイカともに、どれもその美味しさは文句なし。この冬は、天候のよい日に冬の味覚を自身で釣って、舌鼓を打ってください。

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