ガチじゃなくても楽しい! トモチンフライフィッシング部で知った、ルアーとは違う「フライ」の魅力

「フライフィッシングって、なんだかハードルが高そう…」

読者の皆さんも、そんなイメージを持っていませんか? 長いロッドを前後に振って、ラインを美しく飛ばす…映画のワンシーンのようで憧れるけれど、道具も専門用語も難しそうで、なかなか一歩が踏み出せない。

実は、私自身も数年前まではそう思っていました。「一人では始められない」と躊躇していた私を、フライフィッシングの楽しい世界へいざなってくれたのが、関西でお馴染みのタレント・トモチンさんが部長を務める「トモチンフライフィッシング部」への入部でした。

今回は、2026年1月18日に開催された同部の「新年釣行会」の模様をレポート。場所は大阪唯一の村、千早赤阪村にある千早川マス釣り場。 記事の後半では、初心者の記者が「あるアイテム」を使ってニジマスを連発させた秘密も公開します!

ガチ勢じゃなくてもOK!「トモチンフライフィッシング部」とは?

「トモチンフライフィッシング部」の魅力、それは「ガチガチのフライフィッシャー集団ではない」という点にあります。 部長のトモチンさんの人柄そのままに、「とにかくフライフィッシングを楽しもう!」というメンバーが集結。

ネイティブトラウトを狙うベテランから、美しいフライを巻くのが好きなタイヤー、そして記者を含めた初心者まで、多彩な顔ぶれが揃います。「普段はルアーだけど、たまにはフライも」という気軽なスタンスで参加できるのが、この部の最大の魅力です。

極寒の千早川マス釣り場! しかし魚の反応は…?

今年の新年釣行会の舞台は、大阪府南河内郡にある千早川マス釣り場。 ここはルアー・フライ専用エリアが整備されており、透明度が高く魚影が濃いことで知られる、関西のトラウトアングラーの聖地です。

当日の朝の気温は2度前後。キーンと冷えた空気の中、8時半から午前の部がスタートしました。 久しぶりにフライロッドを握った記者は、まずはウォーミングアップ。しかし…

「キャスティング、忘れてる(泣)」

ルアー釣りに慣れ親しんでいると、どうしても手首のスナップを使ってしまいがち。フライフィッシングは「ラインの重さ」をロッドに乗せてフライをキャストする釣りなので、ルアーのクセが出ると全く上手く飛びません。

悪戦苦闘しながら、目印(インジケーター)を付けた仕掛けをキャストしますが、肝心の魚からの反応もナシ。周りのメンバーが日が昇るにつれて竿を曲げ始める中、記者だけが沈黙…。

兄弟で釣り上げるという、微笑ましい光景…

恐らく当日ファーストヒットの、白塚ファミリーの息子ちゃん。竿捌きも手馴れていて、大物になる予感しかありません

 

救世主登場! 初心者が釣るための「最強フライ」と「アクション」

焦る記者を見かねて、先生役の新谷さんがアドバイスをくれました。

「フロート(目印)でアタリが分からなかったら、思い切って外しましょう。ラインの動きや、フライが見えなくなる瞬間でアタリを取るんです。それと、フライも少し動かしてみて」

さらに、奥様と息子さんにレクチャーしながらニジマスを連発させていた白塚さんからは、神のような一言が。

「『レガーレ』っていう天然革のマテリアルを使ったフライ、これ反応いいですよ。使ってみてください」

手渡されたのは、視認性の良いピンク色のフライ。 教わった通りにキャストし、1~2センチほどチョン、チョンと、連続的にラインを手繰ってアクションさせると…

パクッ!

見えていたピンク色のフライが水中から消えました。すかさず合わせると、待望のヒット! 天然素材の革が水中で艶めかしく動く「レガーレ」の威力と、リアクションを誘うアクションの組み合わせ。これぞ、管理釣り場のフライフィッシング攻略の鍵でした。

そこからは、「今まで待つだけだったのは何だったの?」と思うほどの連発劇。「漂わせるだけがフライじゃない」という新しい引き出しが増え、釣りの奥深さを実感した瞬間でした。

大きいイワナをキャッチしたしんべさん

大物のニジマスをキャッチしたケンさん

BBQでのハプニング!? トモチン部長のサプライズが炸裂

釣果が上向き、チーム対抗の数釣り勝負や早掛け勝負で大盛り上がりした後は、お待ちかねのランチタイム。 千早川マス釣り場は、予約をすればBBQ施設の利用が可能です。

トモチン部長はお手製ホットドッグを振る舞ってくれました!

釣れたてのニジマスを焼きつつ、メンバーが持ち寄ったおでんやタンドリーチキンに舌鼓。釣り場で食べる温かいご飯って、なんでこんなに美味しいんでしょうか。

そして食事の最後には、トモチン部長からのサプライズ! 「新谷先生、お誕生日おめでとう~!」と、バースデーケーキが登場!

しかしここで衝撃の事実が発覚。「あれ? 誕生日、今日じゃなくない?」

なんと、部長が日にちを盛大に勘違い(笑)。 判明した後も「ま、早めのお祝いってことで!」と笑い飛ばしてケーキを頬張る一同。このポジティブさと緩さこそ、トモチン部長の真骨頂。最高です(笑)。

午後の部は「クリーム色」が爆発! カラーローテの重要性

お腹も満たされ、午後の部がスタート。しかし、午前のヒットパターンが通用しなくなってきました。 ここで再び新谷先生からの助言が。

「このフライに変えてみて。『エボレスヤーン』のクリーム色。イワナの卵の色を模してるから強いよ」

毛糸のようなフワフワした素材のフライに変更。すると、嘘のように再びヒットが止まりません! さらに夕方のゴールデンタイムには、クリーム色からレッド(赤)に変更することで、食い渋る時間帯もコンスタントに釣果を伸ばすことができました。

ルアー同様、フライフィッシングでも「カラーローテーション」と「マテリアル(素材)の使い分け」が超重要なんですね。 自分で巻いたフライなら、この嬉しさは倍増するはず。今年はタイイング(フライ作り)にも挑戦したいと強く思いました。

まとめ:フライフィッシングを始めるなら「今」!

朝から夕方まで丸一日遊び尽くしましたが、結論として言えるのは、

「フライフィッシング、やっぱり面白い!」

ということです。「難しそう」という先入観だけでやらないのはもったいない。特に管理釣り場なら、遠投も必要なく、今回の記者のように適切なアドバイスと「釣れるフライ」さえあれば、初心者でも数釣りが楽しめます。

これから始めたい方は、ぜひ経験者と一緒に釣り場に行ってみてください。釣り場や釣具店が主催する講習会もおすすめです。 一尾の魚との出会いが、あなたの釣りライフをさらに広げてくれるはずですよ!

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