徳島・阿南中林港から出船する「水天丸」のカワハギ釣りが、いよいよ中盤戦に入りました。水温が下がりきらないうちに何とか釣行したいと考え、1月14日に足を運んできました。

年に1回しか釣行しない筆者ですが、「水天丸なら何とか”ツ抜け(10尾以上)”ができるはず!」と期待に胸を膨らませての出発です。

▲徳島エリア最大級の大型快適船で出船している、阿南の水天丸
釣果を左右する!こだわりのエサ準備
まずはエサの準備から始めます。今回は、食い渋り対策として仕込みに工夫を凝らしました。
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ヌル取り: 「カワハギゲッチュ」の容器に「ヌル取り5」を入れ、アサリが十分に浸るくらいにして軽くかき混ぜます。すぐにザルに受けて水で洗い流せば完了です。
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硬さの調整: 筆者はこれを半分に分け、「バクバクソルト」での締め時間を変えることで、硬さの異なる2種類を用意しています。

今回初めて「生アサリ」を使ってみましたが、これが大正解。食い込みが非常に良く、食い渋りの時間帯にも確かな効果を感じました。

実戦開始!常連さんに教わる攻略のヒント
午前6時半に集合し、メンバーが揃い次第出船。最初のポイントは風が強く釣りづらい状況でしたが、常連の通称「やまじー」さんは、ポイントごとに良型を確実に釣り上げておられました。

なかなかアタリを出せない筆者は、やまじーさんに釣り方のコツを教えていただくことにしました。
当日の状況は、カワハギの魚影は濃いものの、食い気のある個体が少ないという難しいコンディション。そこで大切になるのが、「魚を寄せて、食いやすい状態を作る」プロセスです。
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寄せる: オモリで海底をトントンと叩き、次に中オモリを使って仕掛けを激しく揺らす。
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食わせる: 魚が寄ってきたところで、仕掛けを「弛(たる)ませて」食いやすくする。

苦戦して分かった「弛ませ」の正体
頭では理解できても、仕掛けを操るのは至難の業です。それでも1尾釣れるごとに理解が深まり、後半戦はまずまずのペースで楽しめるようになりました。

▲カワハギを釣り上げた筆者
【常連さんのアドバイス】
仕掛けは「斜め」に弛ませる 筆者は中オモリを垂直に下げる程度に意識していましたが、常連さんは「仕掛けを斜めに弛ませる」ことで、魚がエサを吸い込みやすい角度を作っていました。
また、常連さんは「集寄」を巧みに操っていました。これは集魚効果だけでなく、仕掛けの角度や張り具合を調整するために使っているとのこと。次回の釣行でぜひ取り入れたい課題です。

状況に合わせた仕掛けのチェンジ
活性が低い時は、道具の使い分けも鍵となります。
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ハリの選択: 普段はハゲ針系を多用しますが、当日はエサの吸い込みが弱かったため、吸わせ系の針(がまかつ「T1 競技カワハギ AT」や「競技カワハギ くわせ」)が有効でした。
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竿の選択: 穂先の柔らかいタイプに替え、小さなアタリを丁寧に取るようにすると、コンスタントに釣果が伸び始めました。

▲筆者が当日使用した仕かけ
最終釣果:納得の17尾!
当日の竿頭は、月に5〜6回は水天丸に乗るという「よこじー」さんで27尾、2番竿は21尾でした。

筆者は中型を中心に17尾という結果になり、目標の「つ抜け」を無事に達成することができました。

親切な横手船長と、広くて快適な大型船のおかげで、半日たっぷりと釣りを楽しむことができました。

▲親切な水天丸の横手船長
日ムラはありますが、しっかり戦略を立てれば納得の釣りが楽しめるのが、カワハギ釣りの魅力です。皆様もぜひ、徳島の海へ出掛けてみてはいかがでしょうか。

























