
釣り場に行けば、右を見ても左を見ても「バケットマウス」か「ランガンシステムボックス」。 もはや日本の釣り人の“標準装備”とも言える、明邦化学工業のタックルボックスですが、みなさん、オプションの「ロッドスタンド」はどのタイプを使っていますか?
記者はこれまで、ド定番の「ロッドスタンドBM-250 Light」を愛用してきました。クリアとブルーを組み合わせてカラーコーディネートし、「これが私の最適解だ」と満足していたんです。実用性も高いし、何より見た目がカッコいい。

こちらはブルーとレッドですが、記者はブルーとクリアをセットしています
……ですが、最近ずっと気になっているアイツがいるんです。
それが、「ロッドスタンドBM-290 Slide」と「ロッドスタンドBM-245 Slide」。

出典:明邦化学工業「ロッドスタンドBM-290 Slide」
「傾斜するやつでしょ?」と知ってはいたものの、スルーしていました。しかし、改めてその機能を深掘りしてみると、「あれ? もしかしてこっちの方が、今の自分の釣りに合ってるんじゃないか?」という疑惑が確信に変わりつつあります。
今回は、なぜ記者がこの「Slide」シリーズの導入を決意したのか、その「購入に至る2つの決定打」についてお話しします。
理由1:物理的に「糸絡み」を防ぐ“傾斜”のロジック

購入を決めた一番の理由。それは製品名にもなっている「Slide(スライド)」機構です。 このスタンド、ロッドを立てた状態で斜めに傾けることができるんです。
「ロッドなんて真っ直ぐ立っていればいいじゃん」。 以前の私はそう思っていました。でも、現場でよく起こるあのトラブルを思い出してください。
風が強い日の、ティップ(穂先)への糸絡み。
ルアーや仕掛け交換、ノットを組み直す時、直立したロッドだと、どうしてもラインがティップ周辺で遊びやすく、風に煽られて複雑に絡みつく……あのストレス!
しかし、この「ロッドスタンドBM-290 Slide」と「ロッドスタンドBM-245 Slide」でロッドを傾けるとどうなるか? ティップから垂れたラインが、ロッド本体から離れる方向に落ちていきますよね。

こちらはプロトです
「ちょっと角度がつくだけで、あのライン絡みのイライラから解放されるのでは?」 そう考えた瞬間、このスタンドが急に輝いて見え始めました。仕掛け交換のたびに感じる“小さなストレス”を、道具一つで消せるなら安いものです。
理由2:拡張パーツが“直付け”できる!隠れた神設計

もう一つの決め手は、意外と見落としがちな「拡張性」の違いです。
今使っている「ロッドスタンドBM-250 Light」で、リーダークリップやルアーホルダーを追加したい場合、別売りのユニットパーツ「マルチホルダーBM-25」を間に噛ませる必要がありました。あれはあれでメカニカルで好きなのですが、どうしてもパーツ点数が増えてしまいます。
しかし、「Slide」シリーズのスペックを見て驚きました。
本体の両サイドに、最初から「多目的ホルダー」が搭載されている……だと!?

つまり、オプションパーツを取り付けるための土台(マルチホルダー)を買わなくてもいいんです。 このスリットに、直接「ルアーホルダーBM」や「リーダークリップBM-L/S」をカチャッと装着可能。
ロッドスタンドBM-250 Light: スタンド + マルチホルダー + オプション
ロッドスタンドBM-290 Slide/245 Slide: スタンド + オプション
このスマートさ! 「ごちゃごちゃさせずに機能を盛りたい」という今の私の気分にドンピシャでした。初期装備でここまで気が利いているのは、さすが明邦化学工業さんです。
・斜めにすることで、ライントラブル激減。もちろん直立姿勢にもできます
・スタンド本体の装着面は背面でも側面でもOK
・マルチホルダー不要で、スッキリ拡張可能
・穴径45mmと35mmの2サイズあり
調べれば調べるほど、「なぜ今まで食わず嫌いしていたんだ」と後悔するレベル。 カラーもクリアとクリアブラックの選べる2色展開なので、今のボックスとのコーディネートも楽しめそうです。
■ロッドスタンドBM-290 Slide
サイズ:85×75×327mm
明邦化学工業公式「ロッドスタンドBM-290 Slide」詳細ページはコチラ
■ロッドスタンドBM-245 Slide
サイズ:74×63×273mm
明邦化学工業公式「ロッドスタンドBM-245 Slide」詳細ページはコチラ
というわけで記者、この「Slide」シリーズ、導入します!
実際に現場で使ってみて、本当に糸絡みが減るのか? 使い勝手はどう変化するのか? 近日中にガッツリ使い込んで、正直な実釣レビューをお届けしますので、お楽しみに!

























