ランディングネットは、単なる「魚をすくう道具」ではありません。フィールドでの機動力を左右し、不意に訪れる「一生の一尾」を確実にするための、最も信頼すべきパートナーです。
しかし、源流の藪漕ぎ、軽快さが求められるアユイング、一瞬の判断が鍵を握るナイトゲームなど、釣り場ごとに求められるスペックは千差万別。今回は、シマノやダイワといった主要メーカーから、現場の「あったらいいな」を形にした珠玉の4モデルをピックアップ。あなたの釣りをより快適に、そしてドラマチックに変える一品を見つけてください。
1. 尺超えの安心感。専用設計の重み「渓流ダモ27cm枠(シマノ)」

渓流師にとって、タモのサイズ感は永遠の課題です。25cmでは心許なく、30cmでは藪漕ぎの邪魔になってしまいます。そこで、この27cmという絶妙な枠サイズが光ります。特筆すべきは、同じ枠径で「深さ」を選べる点です。

不意の大物、いわゆる“尺”を狙うなら深型が安心ですが、手返しの良さを選ぶなら標準型が適しています。自分の通う源流のポテンシャルに合わせてセレクトできるのが、専用設計ならではの懐の深さと言えるでしょう。
シマノ公式「渓流ダモ27cm枠」詳細ページはコチラ

2. 「持ち運ぶ」ストレスからの解放「ワンタッチ渓流ダモ(ダイワ)」

源流域への釣行は、往々にして登山に近い過酷な移動を伴います。そんな時、腰元でかさばるタモは最大のストレスになります。このモデルの真価は、専用バッグへの圧倒的な収納スピードにあります。
パッと開いて、サッと畳む。この一連の動作に淀みがありません。機動力を削がずに、必要な時だけ「網」が出現する快感は、一度味わうと戻れなくなります。
ダイワ公式「ワンタッチ渓流ダモ」詳細ページはコチラ

収納ケース付き
3. “アユイング”という新ジャンルへの最適解「リバーリングフリップアユダモ(プロックス)」

昨今、各地で盛り上がりを見せているアユのルアー釣り「リバーリング」。従来のアユタモは柄が長く、ルアースタイルでは取り回しに苦労することが多くありました。このモデルは、柄を折り畳めるコンパクトな設計が特徴です。

ルアーマンの装備に馴染むサイズ感でありながら、アユを傷つけないメッシュの質は一級品です。新しい釣法には、新しい道具が必要であることを再認識させてくれます。
プロックス公式「リバーリングフリップアユダモ」詳細ページはコチラ
4. ガンを抜く、その一瞬で決める「ガンフレームエアー(第一精工)」

アジングやメバリングなどのライトゲームにおいて、ネットの携帯方法は常に議論の的です。このギアは、もはや「網」というより「兵装」に近い存在です。

ガン形状のグリップを握り、装着しているベルトやゲームベストからロックを解除するそのギミックが魅力です。片手で完結する操作性は、常夜灯の下での手元ポロリを防ぎ、ワンチャンスを逃しません。デザインと実用性が高次元で融合したネットと言えます。
第一精工公式「ガンフレームエアー」詳細ページはコチラ
道具の進化は、そのままアプローチの進化に繋がります。今回ご紹介した4モデルは、どれも特定のシーンにおいて圧倒的なアドバンテージを誇るものばかり。
サイズ感の悩み、持ち運びのストレス、そしてランディング時のもたつき……。これまで当たり前だと思っていた小さな不満を解消したとき、フィールドで感じる景色はもっと軽やかなものになるはずです。自分のスタイルにぴったりな「右腕」を携えて、次なる一投へ繰り出しましょう。その一振りが、まだ見ぬ大物との出会いを約束してくれるはずです。

























