魚とアングラーをつなぐ唯一の接点、ノット。せっかくの好機にラインブレイクで涙を飲む展開だけは避けたい。
求められるのは、誰が組んでも100%に近い強度を引き出せる「確実性」だ。
シマノ「トルクノッター」は、その名の通り結束強度を極限まで高め、面倒なノット作成をシステム化してくれるアイテムだ。

出典:シマノ
「トルク」を掛けて締め込む意味
PEラインを使用した釣りにおいて、結束強度が出ない最大の原因は「締め込み不足」がほとんどではないだろうか。
素手や簡易的な道具では、ラインが滑ったり手に食い込んだりして、限界まで力を込めきれないケースが多い。
「トルクノッター」は、本体を2つに分割し、スティック状の締め具として機能させるギミックを持つ。

表面はラインが滑りにくい設計となっており、PEラインとリーダーをそれぞれ巻き付け、両手で思い切り引き合える。指先の感覚に頼らず、物理的な「トルク」を掛けて摩擦系ノットを締め上げられるため、すっぽ抜けのリスクを排除できるのだ。

テンション維持がFGノットを身近にする
強度は高いが作成難易度も高いFGノット。現場で素早く組むには熟練の技が要る。
このハードルを下げるのが、このアイテムに搭載された簡易ノッター機能だ。
付属のカラビナでベストやバッグに本体を吊り下げ、自重を利用してラインにテンションを掛ける。


ピンと張った状態が維持されるため、PE本線とリーダーの編み込み作業が驚くほどスムーズに進む。ワンタッチ糸留めでラインを固定できる機能もあり、編み込み後のハーフヒッチまで一貫してサポートしてくれる。
揺れる船上や風のある磯場でも、安定した品質のノットが完成するはずだ。
金具の接続まで完璧に
リーダーの先、スナップやソリッドリングへの結束も気を抜けない。ここでもトルクノッターが活躍する。
本体に設けられた金属製の「締め込みフック」へパーツを引っかけ、グッと力を込めるだけで増し締めが完了する。

メインラインの結束からルアー接続部の処理まで、全ての工程をこれ一つで高強度に仕上げられる。……コレ、かなり便利。

サイズは35×30×110mm。カラーはブラックとグレーの2色が用意され、価格は3,800円(税別)。
中途半端な結束は、千載一遇のチャンスを逃す原因となる。道具に頼ることで得られる「絶対的な安心感」は、釣りの質を確実に向上させてくれるはずだ。
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