「秒でルアーローテーションを完結させたい……」
エリアトラウトを楽しむアングラーなら、誰もが理想とするのが“究極のシステム収納”ですよね。フィッシングショーOSAKA 2026でも、ひときわ熱い視線を集めていたのが、6号館Aゾーン入口に陣取った明邦化学工業のブースでした。
会場には、注目のエリアトラウト専用アイテムがズラリ。なかでも、ボックスを開けた瞬間に広がる美しく機能的なシステム収納の数々は、もはや芸術の域。筆者もついつい足を止め、長居してしまいました。
そこで今回は、会場でスタッフさんにぶつけた「ユーザーのリアルな悩み」と、その解決策として提示された目からウロコの裏技をレポートします。

「プラグハウス」の小さな弱点、ありませんか?
今、エリアアングラーの間で「神ボックス」と話題なのが、エリア特化モデルの「VS-7090A」や、中皿一体型収納の「トランスフォームA」。これらとセットで運用されることが多いのが、プラグ類を立てて収納できる「プラグハウス」です。

出典:明邦化学工業
ミノーやクランクを整然と並べられるこのパーツ、確かに便利です。しかし、実際に使い込んでいるユーザーからこんな声を聞くことがあります。

「プラグハウス」のマスの高さは42mm。標準的なプラグなら問題ないのですが、「ちびサイズ」のクランクを入れると、指が入らず、ルアー交換のスピードが落ちてしまう。秒単位のローテーションを叶えるシステムのはずが、これでは本末転倒ですよね。
スタッフが教えてくれた意外な答え「フラップボードを使えばいいんです」
「何か対策はないですか?」 勇気を出して明邦スタッフさんに聞いてみました。返ってきたのは、予想外の回答でした。
「実は……フラップボードに収納できるんですよ」
えっ、「フラップボード」って、あのスプーン専用の収納パーツですよね? スプーンとクランクでは厚みが全然違うし、さすがに無理があるのでは……。そう怪しむ筆者に、スタッフさんは笑顔で続けました。
「ボードを1枚抜くだけで、クランクも綺麗に収まるんです」
実践!ボードを「1枚抜く」だけで収納力が激変

半信半疑で試させてもらうと、なるほど!と膝を打ちました。
「フラップボード」は本来、16枚のプレートにスプーンを引っ掛ける仕様ですが、このプレート(ボード)は自由に取り外しが可能。クランクを収納したい場所のボードを1枚抜くことで、プラグが干渉せずにすっぽりと収まるスペースが誕生します。
実際に小型クランクを並べて収納してみると、以下のメリットが明らかになりました。
①視認性よし

ボードを1枚抜くことで、上から見るとクランクが入っている位置が一目瞭然です
②実測約15mm幅


長さ30mmクラスの定番サイズのクランクを実際に収納しましたが、ボードとの干渉はありませんでした。実測で約15mmのスペースが確保できるため、12〜13mm幅のルアーなら余裕を持って対応できそうです。
③抜き差しが超簡単
ボードの着脱もいたって簡単。必要な時だけレイアウトを変更できます。
「スプーンの収納量が減るのでは?」という心配も無用
「でも、ボードを抜いたらスプーンのストックが減ってしまう……」と心配になる方もいるでしょう。
ご安心ください。フラップボードの収納力は折り紙付き。1枚のボードには、詰めれば15〜20枚のスプーンが収納可能です。数枚ボードを抜いてクランクスペースを作ったとしても、エリアで必要なスプーンを収めるには十分すぎるキャパシティがあるのです。

スプーン15枚収納。マイクロスプーンなら20枚はいけそうです
プラグは「プラグハウス」に入れるもの。スプーンは「フラップボード」に並べるもの。 そんな固定観念を捨てて、「フラップボードに小型クランクを混ぜる」という選択肢を取り入れるだけで、あなたのルアーローテーションはさらに加速するはずです。
フィッシングショーで明邦スタッフさんに教えてもらったこの裏技。「ちび系クランクの取り出しに苦戦していた」という方は、ぜひ手持ちのシステムで実践してみてください!記者もさっそく試してみます!



























