冬になると栄養を蓄え、この上なく旨くなる魚がある。
それは寒ブリだ。
今回は、そんな美味しい寒ブリを釣るため、京都府の舞鶴沖にゼロドラゴンの末吉政直氏が釣行。
末吉氏より釣行レポートをいただいたので、みなさんに紹介したい。

末吉政直(すえよしまさなお) プロフィール
京都府・舞鶴沖で寒いブリを狙う
寒気が入り一段と寒くなりました。
今回、お世話になったのは、舞鶴のドリームチェイサー。
宮武船長が清潔感のある大型船で、丁寧にポイントを案内してくれます。
今回は水深が120m前後と深いため、いつもならば電動ジギングの出番です。
しかし、今回はプロモーションも兼ねて、新作スピニングタックルで挑んできました。
・ロッド:ZL5113(ゼロドラゴン)
・リールがステラ8000番(シマノ)
・ライン:PE4号
・リーダー:フロロ14号。
・ジグ:ミミック280gの背腹グロー
・フロントは#4/0のダブルフック
・ボトム着底後、ワンピッチ、コンビネーションジャークなどで誘う
さらに潮が速く、底が取れない状況に苦戦を強いられます。
すると、横で同じタックルを使用し、華麗なコンビネーションジャークをかましていた船長に、強烈なヒット!
スレ掛かりのような引きに、船長もドラグを締めたり緩めたり、慎重にやり取りを行います。
そして何と、浮上してきたのは、12kgもある丸々太った見事な寒ブリ!

軽量してみると、12kgオーバーだった
しかも、しっかり口にかかっています。

12kg超の寒ブリ
雄叫びを上げて喜ぶ船長に、一気にムードが盛り上がります。
しかし、またここからしばらく沈黙が続きます。
同船者にハマチやマダイが掛かるエリアに差し掛かり、明らかに先ほどとは生命感が違うと感じました。

当日はハマチも釣れた
すると、3投目のワンピッチ中に、違和感を感じた次の瞬間、グッというアタリとともにロッドが絞り込まれます。
貴重な1尾を獲るため、慎重に上げて無事ネットイン!
何と何と、狙い通りの寒ブリゲット!
この日船中2尾のブリは、同じタックルで仕留められ、狙い通りの釣行となりました。

筆者(左)と宮武船長(右)
みなさんもぜひ、美味しい寒ブリを釣り上げてくださいね。