例年3月いっぱいまでは楽しめる、小豆島周辺のサビキマダイ。
今期は船中3ケタ釣果が見られた昨シーズンほどの爆釣はないものの、海況よい日にはトップ20尾前後の大釣りもあるなど、良好な釣れっぷり。
ビギナーでも魚の王様、マダイをゲットできる確率は高めです。
ここでは、そんな小豆島周辺のサビキマダイを始めるためのキホンを、先日乗船した姫路・美里丸を例にとって紹介します。
サビキマダイのタックル&仕かけ

◆タックル
竿:サビキマダイ専用竿、タイラバロッド、食い込みがよい73調子の船竿。長さは2.4~3.6mが使いやすい
※チョクリの誘いを織りまぜる場合は、3m以上の長めの竿が誘いのストローク幅も取れて有利。その場合はガイド絡みのトラブルがない中通し竿が◎
リール:小型電動リール、手巻きの両軸受けリール(カウンター付きが便利)

◆仕かけ
ライン&オモリ:美里丸ではPE0.8号、オモリ30号統一
仕かけ:マダイ用サビキ仕かけ(船でオリジナル仕かけを販売しているので、ビギナーはそれを使用するのがベスト)


釣り方の手順
船のオリジナル仕かけを使う方は、釣座に仕かけマットを含めて全てセットしてくれている。


仕かけマットとハリス入れは全釣座にセットされている。
①合図があれば、オモリから絡まないように仕かけを下ろしていく。マットに置いてある分をすべて下ろせば、リールをフリーにして底まで下ろす。

②着底すれば糸フケを取ってから、船長のアナウンスする指示ダナ(底から10mや5mなど)までリールをゆっくりと巻く。電動リールなら、巻き速度を設定して指示ダナまで巻き上げる。

③アタリがなければ、再び底まで仕かけを下ろして繰り返し。
④アタリがでても、そのままアワセを入れずに、竿先が大きく引き込まれてフッキングするまで巻き続ける。

⑤上手く掛かれば、無理せずゆっくりとやり取りする。活性が高ければ、この時に追い食いしてくることもある。
こちらはやり取りから取り込みまでの動画↓
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⑥仕かけが上がってくれば、竿を起こして竿受けに戻し、ラインを手繰って、上針から絡まないようにマットに並べていく。これは仕かけの回収の時も同じ。

⑦魚が見えてくれば、中乗りさんがタモを入れてくれるので、入れやすい位置に魚を誘導すればOK。

ステップアップのテクニック
基本はスロー巻きでOKだが、渋い時ほどその速度調整もシビアに。

・超スロー:巻き速度が表示されるリール(写真は速度「0」)や、小型電動リールなら、1秒間で20cm以内のレベル。
・スロー巻き:1秒間にハンドル1回転程度の巻き
・通常巻き:1秒間にハンドル2回転程度の巻き
魚探に出る反応が底で、マダイが浮いていない時やタナが狭い時は、チョクリの誘いが有効な場合もある。
動作的には、リールを巻かずに、竿を大きく上げてスーッと下ろして誘う。

アタリは誘い上げる時に引き込んだり、フォールの時にフッと食い上げるアタリがでたりする。
チョクリの誘いを入れた後に、巻き上げる誘いを入れて、誘いをミックスさせるのも有効。
釣り方は、ただ巻き上げるだけだが、マダイの食いによって追いは変わってくる。厳寒期などの活性が低い場合は、コンとアタってそれっきりのことも多い。そんな時は穂先を引き込めば、ドラグがズルッと滑るほど緩々にすると、違和感を軽減できて食い込みに至る場合も多い。
その場合はフッキングしてから、多少ドラグを締めてやり取りをする。
仕かけによって、食いが変わることもある。そんな時は仕かけを変えるのも手。
美里丸では、2月下旬時点では同じ仕様(長さ、間隔、針数等)で、カラーが異なる計3種の仕かけを船に常備している。

美里丸では、投入時の水深やタナ案内だけでなく、船下に感度が入ってきた時などは「エエ感度が入ってきた」や「浮いてるで」など、逐一アナウンスしてくれる。船長がこれらのアナウンスを入れた時はチャンスタイムと思って、特に集中して釣ろう。
以上が、初めて挑戦する人が知っておきたい「サビキマダイのキホン」です。
美里丸の釣果を見ると、海況のよい日にはトップでマダイはツ抜け前後の好釣果が続々と上がっています。

小豆島周辺でのシーズンは、まだ残り1カ月ほどと期間も十分あります。
この好期を逃さず、ぜひチャレンジしてみてください。























