寒ーい冬の間は釣りに出掛けるのも少し億劫になりますよね。
そんな冬でも大物がすぐ近場で狙えるのが海上釣り堀のイイところ。
今回はそんな海上釣り堀に釣場速報本紙の連載でもお馴染みトモチンが釣行。
仲間とワイワイ楽しんだ釣りの様子をご覧ください。
泉南の釣り堀を貸し切り筏で楽しむ
今年も無事に新年を迎えることができた。
私の言う「無事」とは、自分で釣ったマダイで「睨み鯛」を用意することである。
それは、年末に恒例としている釣り仲間との釣り堀に全てがかかっている。今回は大阪府泉南の海上釣り堀サザンへお邪魔した。
筏を1基貸し切っての釣り。
クジ運悪く、真ん中の席に…
クジ順で釣座を決めたのだが、やはり魚が溜まる印象がある角から埋まっていった。
クジ運がなかった私は、真ん中の釣座に。
「釣り堀だから簡単だろう」という考えは邪道であることは身をもって知っている。
朝イチ、マダイがドドド~ンと放流された。

用意したエサ
エサは仲間で分けたこともあり、ダンゴ、生ミック、エビ、ササミのニンニク漬け、カキ、イワシ、キビナゴそのほか諸々と用意していた。
朝は赤のダンゴに好反応だった。

マダイを釣り上げたトモチン
私も早い段階で無事にマダイを釣ることができ、ひとまず安心。
釣りと言うのは欲も出がちで、ご近所によい格好をしたいこともあり、仲間がドンドン釣っていくと、魚が減るんじゃないかと心配にもなったが、当日はありがたいことに「タイ祭り」が実施されていて、マダイの放流が何度もあって恩恵を受けまくることができた。
やはり、時間帯によって釣れる場所に差があった。
しかし、貸し切っていると「ここ釣れてるから入りやぁ」と、譲り合うことができるので、実にイイ。
貸切ならでは、と言う部分では、ササミで青物を釣った仲間が、みんなの仕かけを引っ掛け回すという場面が。
しかもPE0.6号だ。
ラインブレイクしたと見せかけて、絡んだ仕かけでネットインすることができた。
「釣れたからOK」と言う懐の深さも仲間での貸し切りならでは。
タグ付きのマダイを釣り、サザエをゲットする仲間もいた。
お値打ちと言えば、この日は嬉しいことに、予約特典!? でアワビをいただいたのだが、仲間内のジャンケンに勝ち、私はアワビをゲットした!
ぶっちゃけ、どの魚を釣るよりも嬉しかった。
例年で言えば、釣りの後、釣った魚で忘年会をするのだが、今回は自粛のこともあり、忘年会は断念した。
とは言え、同じ筏で楽しい時間を共有できたことが何よりもの忘年会だった。
「新年会」と言う名の「釣り堀」も楽しいはずですよ。