
今永航汰(いまながこうた) プロフィール
この日は4日間シケた後の中潮。寒波も入り非常に厳しい状況が予想されていました。
出掛けたのは大阪・泉南、谷川漁港の船宿です。

使用したタックル
期待半分、不安半分といった状態で出船。ポイントは洲本沖。まだ薄暗い状況であったため、掛獲船太刀魚テンヤグローカラーからスタート。
開始直後はアタリもなく、やはり状況は厳しめ…。ジャークも効かず、電動微速巻きでもアタっていない様子。
フォールを織り交ぜるとかすかなアタリが出始める
ここでフォールをおりまぜた誘いにかえると、小さいながら微かに居食いのような違和感があり、フッキングを入れると、無事キャッチ。
そこからはタナ、誘いが絞れたので、同様のパターンで連続キャッチできました。
この時は「一定の2mほどのピンポイントのタナでしか反応しないこと」、「フォールに反応を示すこと」この2点が重要であったため、「1mの誘い上げ&50cmのリーリング+スローフォール」で誘うことで反応を得ることができました。
この誘いは、特に食いの渋った冬時期に効果を発揮します。
1mの幅でゆっくりと誘うが、実際にテンヤが移動する距離は50cmに抑えることができます。
つまり2m幅というピンポイントのタナの中で4回誘うことができるという訳です。
しかし、パターンがハマっても少し流す筋がかわったり、潮の流れがかわったりと微妙な変化でパターンがかわるのがこの時期の釣り。
光量を落としていくとアタリを持続で来る
テンヤカラーをゼブラグロー、腹グロー、ケイムラ、無発光と徐々にトーンを落としながらアプローチしていくことで、厳しいながらも数を重ねることに成功しました。
特に、この時期はタナ、カラー、エサと些細なことで食いがかわるので、周りの方と情報共有することが重要です。
まだ続く、テクニカルなタチウオシーズンも追いかけていきます。
また、きたる本格シーズンに向けて、掛獲船太刀魚テンヤ新色もテストが進んでおります。
実用性ばっちりのカラーとなっていますので是非ご期待ください。
これからもたくさんの情報を発信していくとともに、製品開発にも精を出していきたいと思います。