てっちりやてっさ、唐揚げなど何にしてもおいしい「フグ」。
そんなフグの王様と言えば「トラフグ」ですが、ほかにも食べられるフグがあります。
アカメフグや、ショウサイフグ、サバフグなどは食用のフグとして知られています。
堤防釣りでサビキ仕かけや胴突き仕かけに掛かってくる、クサフグなども食べることができるフグの一種のようです。
※フグの調理師免許を持たない人は絶対に個人で捌いたりしないでくださいね。また、自治体によって食用とされるフグが異なります。
そんなフグを船でライトなタックルで釣れるのがカットウ釣り。
関東ではメジャーな釣りですが、関西ではまだまだこれからの釣り。

フグの王様トラフグ、意外と獰猛でタチウオテンヤに食いついてくることもあります
狙えるフグはショウサイフグをメインにコモンフグ、サバフグ、ナシフグなどがまじり、時にはトラフグがまじることも。
そんな、魅力的なフグ釣りを紹介したいと思います。
魅力① 魚の処理がラクチン

身欠き状態になったフグ
冒頭でも述べましたが、調理免許を持っていない場合フグを捌くことは禁止されています。
そのため、フグ釣りをする船宿はフグの調理免許を船頭が持っている。もしくは、調理免許を持った料理店と提携して捌きのサービスを提供している所がほとんどです。
なので、船釣りでフグを狙う場合、自分で釣った後の処理がいらず、船頭や料理人が捌いてくれるので、家に帰ってからの手間が少ないんです。
嬉しいサービスですね。
魅力② 釣り方がシンプルで分かりやすい
出典:オーナーばり
フグ釣りはカットウ仕かけと呼ばれる仕かけや食わせ仕かけと呼ばれる仕かけで狙うことが多いですが、釣り方がシンプル。
エサ針に付けたエサを食わせて下のカットウ針で引っ掛けます。
なので、アタリがでたらコンパクトに力強く合わせるというシンプルな釣り。
もしくは、アタリが分からない初心者ならばタイム釣り(一定間隔でアワセを入れるだけの簡単な誘い)で始めればOK。
関西ではエサはアオヤギよりもアルゼンチン赤エビの方がよいことも多いようです。
魅力③ フグはやっぱり美味しい!
何と言っても味が最大の魅力!
てっさや唐揚げなど、何にしても美味なフグ。
やっぱりその食味が最大の魅力ですよね!
3月31日名田屋乗合船でショウサイフグ25~40cmよい人16尾

海蓮丸で3月31日ショウサイフグ、ナシフグ合わせて23尾。ナシフグは釣れた尾数に合わせてショウサイフグ、トラフグの身欠きと交換
まだまだ好調に釣れそうですが、今後はマダコ釣りでの出船も増えるので、出船日は限られますが、お手軽で楽しいフグ釣りを楽しんでみてくださいね。
カットウ釣りで出船中の船宿はコチラ
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