毎年、若狭湾にはムギイカ(小型のスルメイカ)が回遊してきます。
その第一陣は多少の前後はあれど、おおよそ4月下旬から5月上旬にかけて。そう、ゴールデンウイークです。
通い慣れたベテランたちは、季節ごとのイカや魚を追いかけ、この時期には「ムギイカはまだか、まだか」とソワソワし始める頃ですね。
先日も、「そろそろ気配が出始める時期ですよ~」と書きましたが、その気配があるかを確かめるために、4月21日に福井県敦賀の釣船の船長たちが集って、恒例の「ムギイカ調査」に行ってきました。

▲敦賀港の一美丸に敦賀の船長たちが集って調査した
先に結果を書きますが、気配はもうムンムンです!!

▲調査に参加した色浜・泰丸船長

▲調査に参加した色浜・甚五郎丸船長

▲調査に参加した色浜・朝日丸船長
当日は、開始早々の明るい時間帯から狙いのムギイカがスルメイカまじりに顔を見せました。
途中、まだ花冷えの寒さが船長たちの集中力を奪っていったのか、乗り渋る時間帯もあったようですが、納竿間際には再びポツポツと乗りが復活!!

▲調査に参加した色浜・竹宝丸船長

▲調査に参加した色浜・春定丸の船長

▲調査便の船を出した敦賀・一美丸の船長
イカメタル、プラヅノやウキスッテの胴突き仕かけともにムギイカ、スルメイカの釣果があり、個人イケスが土産分ぐらいにはなったかな?というところで早仕舞い。
この日は調査便、ムギイカがやってきているかの気配が見れたのが収穫として、冷えた身体を癒すため、帰港の途に就いたそうです。
最初と最後に時合がきた感じの調査日でしたが、釣り時間は釣り人を乗せていく通常の半夜便とは違って短時間。これからムギイカの群れが第二弾、第三弾と回ってくることを思えば、「今後の楽しみは十分ある!」と言う船長の顔がニヤケてる、と帰宅後に話を聞いた女将さんが言うのも頷けますね。
調査日もそうでしたが、まだまだ夜は寒い日があるので、お出かけの際は、防寒対策をしっかりして、旬のムギイカ釣りを楽しんでみてくださいね!!
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