初夏を迎える頃にシーズンが本格化してくる日本海のアコウ(キジハタ)。
例年、カタクチイワシの生きエサが定置網で獲れるようになると、京都・宮津沖の根魚狙いは、冬場の冷凍エサや切り身でのガシラメインからアコウ主体へとシフトしていきます。
今期は早めに生きエサが獲れていましたが、ここへきて水温も上昇し始めたのか、美味な高級魚、アコウの食いが上向いてきました。
各地の釣果を見てみると、
宮津・養老大島 新幸丸
4月21日にアコウ23~42cm33尾とガシラ121尾にアイナメ、メバル、ソイなど。
23日にアコウ25~41cm32尾とヒラメ2尾にガシラ80尾とチカメキントキ36尾にレンコダイ23尾とアオハタ、ソイ、メバルなどで、よい人は美味な魚揃いでクーラー満タン。
宮津・養老大島 裕凪丸
4月23日にアコウ25~48cm37尾とガシラ18~40cm110尾にソイ30~45cm5尾とクロムツ5尾にメバル、レンコダイなどで、この日は全体的に型揃いのアコウが主体。
宮津・養老大島 すえひろ丸
4月20日は前半苦戦しましたが、後半に海況など条件がよくなったのか、バタバタと入れ食いでアコウ、ガシラで土産。
23日は波高く釣り辛かったもののアタリも多く、アコウ、ガシラ、ソイ、チカメキントキ、オキメバル、マトウダイ、レンコダイなど多数で土産十分。
宮津・里波見 一心丸
4月21日はアコウ26~40cm19尾とガシラ21~40cm65尾にメバル25~28cm5尾とオキメバル28~33cm3尾にマハタ40cmと38cmにアオハタ38cmと35cmにレンコダイなど。
各船の釣果を見ていると、まだ全体的にはガシラがメインですが、アコウは大型もまじっており、これからシーズン本番の夏に向けて、ますます期待できそうな気配です。
エサは現在のところ、カタクチイワシの8~10cmがメイン。
エサの刺し方は下アゴから上へ針先を抜くアゴ刺しでoKです。
エサ取りが多く、エサが瞬殺されるようなら、泳ぎよりもエサ持ちを重視して、2匹掛け、3匹掛けにするのもアリですね。
仕かけは、市販のアコウ根魚、ヒラメ用仕かけが各社から発売されているので、それらを選んで持参するとよいでしょう。
タックルは手持ちで狙うので2m前後の先調子ショートロッドに小、中型電動リールが基本です。
夏に向けて、ドンドン食いが上向いてくるアコウは、初期はデカいのが出やすいとも言います。
また、ゲストで釣れるまじりモノは美味な根魚揃いと言うことなし!!
これからは京都・宮津沖の生きエサ根魚狙いが大注目ですよ!!
この方面の生きエサ根魚狙いの船はコチラ↓