春本番、あっという間に初夏を迎えるこの季節。
「初めての釣り」に挑むなんて方もいるのではないでしょうか。
今回は釣りが初めての方が、悩みがちな「ラインと金具類の結び」で代表的な結び方「ユニノット」をご紹介。
ユニノット(ちなみにノット=結びの意味)の特徴は、結ぶの簡単(早い)・強度もまずまずある結び方であること。
大型魚を狙う!というなら向きませんが、近海のある程度の魚(やイカ)たちの引きならしっかり耐えてくれるノットです。
コレをひとつ覚えておけばある程度、結びで難儀することがなくなりますよ!
ユニノットの手順
①環(輪っか)のある金具にラインの先端を通して折り返す。さらに先端を折り返す。慣れるまでは折り返す部分は30cmくらい長めでもOK。慣れてくれば自分の適切な折り返し量が見えてくるので気にせずに。
②2本のラインを束ねるように、輪に4、5回くぐらせていきます。実際には手でラインを持ちながら作業していきますが、輪にくぐらせて束ねたところを1回ごと固定しながら行うと、ラインが緩みにくくやりやすいですよ。
③端線を引っ張ります。結びがキュッと締まっていきます。あまりガチな力で引っ張らなくてもある程度締まればOK。後述する最後で本格的に締まります。
④今度は本線側を引っ張ると、結び目が金具まで締め込まれていきます。
⑤最後にラインの先端側と本線側をもう一度しっかり締め込んだら、あとはライン先端の余計な部分をカットして完成。
カットする時は1~2ミリを目安にするとイイでしょう。ギリギリでカットするとむしろスッポ抜けたりします。
PEラインがテンションなしで切れる便利アイテムもチェック
覚えておくと便利な結び方です
実は、PEラインやフロロカーボンリーダー、ナイロンなど、どれにでもある程度相性のよい結び方なので、これから釣りを始めたい方は覚えておいて損はないかと思います!