
櫻井あこ(Ako Sakurai) プロフィール
連日25℃前後の夏日が続き、今年は梅雨入りも例年より早そうな気配ですね。
これから湿度が高くなってくると、そう高くない気温でも熱中症のリスクが高まるそうなので、マスク生活の昨今、とくに水分補給には気をつけたいですね。
さて、今月はカワハギのアクアパッツァを紹介。
カワハギは皮を剥いで調理するので鱗もなく、ホロホロと骨から外れやすい身は食べやすく煮物にしても綺麗に食べることができるので、後に派生メシをする時も残骸処理がほぼないのが楽チン。
そして、アクアパッツァの後の旨味が凝縮されたスープで作るパスタが、とっても美味しいです。
パスタを茹でて残ったスープに、旨味が凝縮されたスープを和えるだけなのに、こんなにも美味しいなんて神を通り越えて罪(笑)。
■材料&下ごしらえ
・カワハギ1尾
・塩
・コショウ
・アサリ 200g(砂抜きし、よく擦り洗いし、ザルにあげておく)
・ニンニク 1片(スライスしておく)
・鷹の爪 1本(種を除いて輪切りにしておく)
・ミニトマト 10個(ヘタを取り除く)
・イタリアンパセリ 適量(茎から外しておく)
・オリーブオイル 大さじ2、3
・水 120ml
・酒 大さじ1
■作り方
①下処理したカワハギにしっかりめに塩コショウをして下味をつける。
②フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけ、香りが立ったら一旦取り出し、中火で①のカワハギを両面こんがりと焼き色が付くまでしっかり焼く。
③アサリ、水、酒、鷹の爪、取り出しておいたニンニクを加え、蓋をしてアサリの口が全部開くまで煮る。
④蓋を取り、フライパンを軽く揺すって全体を馴染ませ、中火のまま1分程、水分を飛ばす。
⑤仕上げに追いオリーブ、イタリアンパセリを散らして完成!
※〆のパスタ用にアサリやミニトマト、ほぐした身を少し残しておくとより贅沢な〆を楽しめます♪
■材料
・パスタ 100g
・残った具とスープ
・イタリアンパセリ
■作り方
①パスタを茹でる。残ったスープの塩加減に合わせて、茹で汁に加える塩は調節する。
②茹でている間にイタリアンパセリを細かく刻み、残ったスープに加えて火にかける。
③表示茹で時間の30秒前に湯切りし、②のフライパンへ加え乳化するまでよく炒め和える。
④仕上げに追いオリーブとイタリアンパセリを飾って完成!