「美味しい魚を釣りたい!」
そう思っている人は多いはず。
そこで今回は、筆者が「絶品」と思う美味しい魚を紹介したいと思います。
その魚とは、和歌山県見老津沖の夏の名物と言われる「キンムロアジ」と呼ばれる魚。
キンムロアジ
キンムロアジという呼び名は、この周辺の船長の呼び名で、ムロアジの種類のひとつと思われます。その食味が絶品で、「シマアジよりも美味しい!」と言う人もいるほど。
さまざまな旬の美味しい魚が釣れる見老津沖ですが、その中でもぜひ食べてもらいたいのが、キンムロアジの刺し身。
釣れたてが抜群に美味しい刺し身
この時期のキンムロアジは脂の乗りが抜群で、まさに絶品です。特に釣れたその日、できれば締めた後、数時間後までに食べるキンムロアジは、食感も特有のものがあり、本当に美味しい。
筆者も初めて食べた時、感動しました!
釣れたては何だか、エビの様な食感で適度な歯応えがありました。帰宅してからだとこの歯応えのほとんどが失われます。
それでも十分美味しいですが、やはり釣れてから数時間以内がベストです。自宅で捌く際はできる限り真水に当てないようにしましょう!
できれば、海水で腹を出しておくのがオススメですよ。
キンムロアジの見分け方
一般的なムロアジとキンムロアジの違いですが、初めて見る人には分かりくいです。なので、今回はその違いを紹介。
上の写真はムロアジ、そして下の写真がキンムロアジです。
まず、ムロアジは尾ビレが全体的に黄色いですが、キンムロアジは下の尾ビレのみ少しピンクがかっています。また、側線もキンムロアジは黄色く線が入っています。

側線があまり黄色くなく、尾ビレは全体的に黄色い

側線の黄色いラインが濃く、尾ビレの下がピンクがかっている
夏に旬を迎えるキンムロアジは、今まさに最盛期!
美味しい魚が好きだ! って人はぜひ1度は食べてみてほしいです。釣って楽しい、食べて美味しいって本当に素晴らしいですね!
みなさんも安全に楽しみながら、美味しい魚を釣ってくださいね!