
櫻井あこ(Ako Sakurai) プロフィール
ALOHA〜! つりそくガールの櫻井あこです。ジメジメと暑〜い空気が体にまとわりつくような感覚に、なんだか身体が怠いなぁ、イライラするなぁと感じてはいませんか?
梅雨から初夏は気温や湿度の変化が激しく、なかなか身体が追いつかないですよね。釣りをしていても、雨も降ってないのにウエアが湿気でベタベタに濡れて、肌にまとわりついて不快な思いをしたり。
四季のある日本では、旬を味わって楽しむことで、季節の変化に身体を慣らしていく…という、昔ながらの知恵があるのを知っていますか?
例えば、夏野菜のトマトやキュウリやスイカには、水分やミネラルがたっぷりと含まれていて、体の熱を取ってくれる働きがあることはよく知られていますよね。そこで今回は、旬のマイカと夏野菜を使ったラタトゥイユ風の煮物を紹介します。
夏を代表するお野菜4種と、これからベストシーズンを迎えるマイカを使い、コク深い旨味を味わえるひと品。余ったら、パスタにしたり、パンに乗せてシュレッドチーズを散らしてトースターで焼くと2度楽しめますよ♪
旬の食材を合わせて、暑さと湿気に負けない元気な身体で夏を迎えましょう!
◆材料◆
マイカ 2ハイ(大剣サイズなら1パイ)
トマト 2~4個(大きさによる)
ズッキーニ 1本
ナス 1本
玉ネギ 1個
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ2
白ワイン 50cc
顆粒コンソメ 1本(固形なら1個)
塩、コショウ
※ズッキーニには、まれに苦味成分が多く含まれるものがあり、ヘタに近い部分に多いですが、これはククルビタシンという毒なので、調理前に切り口を舐めてみるなど注意が必要です。苦いものは使わないようにしましょう。
◆作り方◆
①マイカを筒抜きして、内臓やエラを取って、キレイに洗い、水分を拭き取る。
②トマトは皮を湯むきして角切り、ズッキーニとナスは輪切り、玉ネギはくし形切り、ニンニクはみじん切りにする。
③深めのフライパンにオリーブオイルとニンニクを熱して香りが立ったら、玉ネギを加え、しんなりしたら、ズッキーニとナスとマイカを加えて優しく炒める。
④トマトと白ワインを加え、フタをして弱火で5分煮る。コンソメ、塩、コショウを加えて再び5分煮れば完成! 水っぽさがある時はフタを外して水分が飛ぶまでさらに1、2分煮詰める。
【派生パスタ】
①パスタを塩茹でする。
②余ったラタトゥイユをフライパンで温め、茹であがったパスタを加えてよく和える。お好みで追いオリーブオイルやパルメザンチーズをかけて食べる。