冬の舞鶴湾(京都)は大チヌ処として有名で、中でも佐波賀の筏は年明けから年なしが連発!
そんな好釣果連続の佐波賀の筏へは佐波賀渡船から渡ることができる(筏は完全予約制)。
カキをエサにするのは、カキの取れ具合にもよるが例年なら3月いっぱいくらいまで。このチャンスにぜひ!
エサはマキエ、サシエともにカキを使う
カキチヌ釣りの名の通りエサに使用するのはカキ。砕いたカキをマキエにサシエのカキを食わせる釣りになります。また舞鶴湾内ではカキの養殖が盛んで現地でも手に入ります(要予約)。
エサの付け方は
ペンチでカキの殻の端を切る。
隙間の空いた端からナイフを入れ、貝柱を切る
半貝の状態にする(片側の殻は残す)
貝の身の外套膜から針先を入れて身に針を入れる
また、エサ取りが多くサシエが底まで届かない時はイ貝も有効なエサの1つです。
釣り方のポイントは?
実釣当日に現地の常連さんが行っていた釣り方をカンタンにご紹介。
①仕かけの投入
基本はオモリなしで落とし込んみ、潮が速くスムーズに落ちない時は4Bか5Bのオモリを針上30㎝の所に付ける。
エサ取りが多い時は、残った半貝をフタにしてラインを巻き付け、底に着くころにほどけるようにしてエサ取りを回避していた。
竿下にエサ取りが多い時はシャクでサシエを遠投、エサ取りがいない前方を探った。
②誘いのポイント
アタリはラインに少しテンションが加わる状態で待つ。アタリがなければソーツと持ち上げ、テンションを掛けながら再び誘い下げる。イ貝をエサにする時は1mほど持ち上げてから落とし込んでいた。(文:竹村勝則)
※この記事は2019年1月25日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです