リアス式海岸が広がる、三重県。その中でも尾鷲市の賀田湾は入り組んだ地形です。
湾内でも水深は最大80m前後、湾を出るとすぐ沖は100m以上の水深があります。
この地形のおかげで、賀田沖は魚影が濃くて魚種多彩の上、マダイやブリ、メジロが同じポイントで狙えます。
今回はそんな魅惑のエリア賀田沖で狙うマダイ&ブリのテンビンズボ釣りを、糸川渡船にて取材してきたので紹介します。
タックル&仕掛け
仕掛けは図の通り。また、エサはマキエ、付けエサともに生オキアミです。オキアミは抱き合わせで付けるのがよいです。
カゴ(ビシ)の中のオキアミは半分くらいにしましょう。入れ過ぎるとオキアミがうまく出なくなります。
釣り方
①船長の指示ダナ+仕掛けの長さ分の水深まで仕掛けを下ろす
②竿を2、3回シャクったらタナまでリールを巻く
③アタリがなければ1~3m巻いて上記を繰り返す
基本的に指示ダナでアタリがなければ、1~3m上げて誘います。底は根が荒く根掛かりするので、底には落とさないように。
アタリがあれば、すぐにアワせずにしっかりと食い込むまで待つのが鉄則。
また、船長が指示ダナをアナウンスした後、手際よく仕掛けを投入する事が釣果を伸ばす鍵となります。ポイントに入り直すたびに、エサをセッティングしておきましょう。
ここでは、同じポイントでマダイとメジロの同時ヒットや、メジロのダブルヒットも期待できますよ。春先まで期待できるのでみなさんもぜひ、釣りに出掛けてみて下さい。
最後に、当日の釣果をご覧ください。
※この記事は2019年2月1日発売の週刊釣場速報に掲載された記事を再編集、加筆したものです