磯グレ(メジナ)のシーズンインに向けて、準備をする時期になりました。

磯釣りの人気ターゲットのグレ(メジナ)
昨シーズンに使用したロッドやリールのメンテナンスも行っていますが、そろそろ新しい竿も欲しくなってきました。
今、筆者が気になっているのが「がま磯」。中でも、今年発売された中に「今、1番使ってみたい!」と、気になっている竿があります。

三重県・志摩、御座の磯
がま磯 グレ競技スペシャル4
その竿は、がまかつの「がま磯 グレ競技スペシャル4」
出典:がまかつ
見た目からして、渋くてかっこいいですが、かなりの性能と前評判も高く、気になっていた筆者。
どうやらこの竿は、圧倒的な操作性と魚を浮かす粘り調子を備えているようで、すでにファンになっている人も続出しているとか。
操作性と粘り(胴調子)と言うと、何だか相反する性能のようにも感じますが、果たしてどのような性能なのでしょうか。
圧倒的な操作性
まず、筆者的に重要なのが、思い通りのポイントへと打ち込むことができること。これは、磯釣り師にとってかなり大切なポイントだと思います。
でも磯竿は4.5~5.3mと長いので、ダレてしまう物も多いんですよね。操作性や感度が落ちている竿も多く、もっといい竿はないかなと思っていました。
それを実現したのが、がま磯 グレ競技スペシャル4だそうで…。
まず、がま磯の多くに使用されている、究極とも言えるソリッドトップ「スーパートップ2」を搭載。高次元のしなやかさと、感度の向上を実現しているとのこと。しかも、巻き込み強度も強く、がまかつの巻き込み実験では、従来比の約1.7倍を実現しています。
スーパートップ2は筆者も聞いたことがありますが、かなり性能が高い”次世代”のトップだとか。
さらに、長さと太さを徹底的に研究し、長さを数センチ短くしているようです。これによって、狙いを外さないキャスト性能とグレのアタリを弾かない食い込みを両立することに成功しているそうです。
魚を浮かす粘り調子
個人的に気になっていたのが「M40X」。これ、実はがま磯 グレ競技スペシャル4から、がま磯で初めて採用された素材のようです。
最新鋭のブランクスマテリアル(プリプレグ)「MX40」と「トレカT1100G」を適材適所に配した竿ということで、どのような仕上がりになっているのか、かなり気になっています。
また、ねじれを抑えてパワーを伝達する、新パワークロスシステムも搭載。やりとりの際に縦横無尽に抵抗する魚を制するため、斜め45度に走る繊維を配することで、左右のブレを封じ込めて、極限でのやり取りを可能にしています。
ラインナップは、0.75~1.75号でメーカー希望本体価格が80500~82500円(税抜き)です。お値段は少し張りますが、これだけの機能を持っているなら納得。
個人的には1.75号、5mを使用してみたいなと思っています。買うか悩む…、というかもうここまできたら買っちゃうかも。
唯一心配なのが、この竿を使ってみたら、もうほかの竿は使えなくなるかもしれない、ということです…。
がまかつ公式「がま磯 グレ競技スペシャル4」の詳細ページはこちら