堤防釣りの定番、サビキ釣り。
アジやサバをはじめ、イワシやサッパ、コノシロなど様々な魚を手軽に狙うことができます。
さて、そんなビギナーにもオススメのサビキ釣りですが、普段みなさんはサビキの仕掛けを選ぶとき、何を基準に選んでいますか?
実はサビキにはいくつか種類が展開されており、ベイトパターンやコマセの種類に合わせて選ぶことでより釣果を伸ばすことができるのです!
今回はそんなサビキ針の種類について紹介していきます。
サビキ針の種類について
まず、サビキ針にはいくつかの種類が展開されています。
代表例でいえばトリックタイプ、魚皮タイプ、スキンタイプ、フラッシャータイプ、ウイリータイプが挙げられます。
親子針がセットされているトリックサビキ!
このトリックサビキとは、コマセ(アミエビ)を仕掛けの針につけて、それを海中にたらして魚に食わせる釣り方です。
フックがダブルもしくは親子針タイプとなっており、アミエビを通した時に外れにくい、魚がかかったときもバレにくいタイプのものになります。
アミエビなどのコマセはペーストやリキッドタイプではフックにつかないほか、スピードバケツのようなものが必須となります
マヅメなど活性が高いときはスキンタイプ!
出典:ハヤブサ公式「これ一番 ピンクスキンサビキ 6本鈎」詳細ページ
釣具屋さんなどでサビキコーナーに間違いなく並んでいるのがスキンタイプ!
このスキンタイプはゴムやビニールの素材で作られた擬餌針で、ピンクや白のカラーが一般的です。
特にピンクスキンはその見た目もアミエビそっくりで、活性の高いときはコマセなしでも十分に食いつかせられるほどの実力を持ちます!
スキンカラーの使い分けとしてはコマセの種類がポイントになります。
アミエビ系を使うのであればピンクが基本。
白の場合はシラス系のコマセを使う場合にオススメです。秋~冬にかけてメバルが多いエリアなどでは白が有効になるなど、コマセやベイトパターンに合わせたチョイスが重要です!
アジやイワシなど様々な魚種が狙える魚皮タイプ
出典:快適ダイワ公式「職人サビキ サバ皮6本 ケイムラ(朱留)」詳細ページ
この魚皮タイプのサビキは、文字通り魚の皮、主にサバやカワハギ、ナマズなどの皮を加工したものが使用されています。
堤防からのサビキの場合はサバ皮がオススメで、素材自体も薄くて滑らかでナチュラルに揺れるため小さな魚の口にも収まりやすく相性がバツグン!
船など大きめのアジなどを狙う際にはカワハギ(ハゲ皮)がオススメです。
ハゲ皮はサバ皮と比べて丈夫なほか、アジなどの実績も高いことでも知られています。
スキンタイプと並んで店頭に並ぶことが多い魚皮タイプですが、使い分けのタイミングはスキンタイプを使用していて食いつきが悪くなった時、活性が落ちた時にオススメです!
魚皮タイプは前述したように天然素材の効果もあってか、ナチュラルに漂うため誘いやすく、魚もバイトしやすい傾向になります。
サバやカマスを狙うならフラッシャータイプ!
出典:ハヤブサ公式「ジギングサビキ キャスティングタイプ カマス」詳細ページ
ジグサビキなどでも目にするフラッシャータイプ。
フラッシャータイプは細く切ったビニールシートを取り付けたタイプのサビキです。
これまで紹介した魚皮やスキンとは異なり、存在感・アピール力が非常に高いのもポイントです。
あまりコマセでのサビキ釣りに使用されることは少なく、主にショアジギングやライトジギングでジグサビキに用いられることが多くなります。
特にカマスやサバなどを狙う際には活躍します!
非常に優秀なウイリーサビキ!
出典:ハヤブサ公式「堤防アジ・メバル ウィリーサビキ 白針仕様」詳細ページ
ウイリーとは化学繊維の素材の名前で、繊維状のものを針に巻き付けて誘うというもの。
実はこのウイリーサビキは非常によく釣れるとのことで、アジやサバ、イワシのほか、メバルやメジナなど様々な魚を狙うことができます。
ケイムラや夜光タイプもあり、シチュエーション問わず釣ることができ、それでいて警戒心の強い良型のサイズの魚も食いつくほど力を持っているのが特徴です!
他のタイプよりも少しだけ値は張りますが、それでも十分な釣果が得られる優秀なサビキです!
狙う魚やシチュエーションでサビキの種類を使い分けるのが重要!
今回紹介したように、サビキの仕掛けは狙う魚やコマセの種類、シチュエーションによって使い分けることができます!
これからサビキの種類を選ぶ際には、今回の内容を参考にしてみてください!