グレ(メジナ)と言えば、磯釣りでの人気ターゲットです。
そして、これからは「寒グレ」と呼ばれる好シーズンを迎え、その食味もグンと美味しくなる好期。手軽に狙えるなら、釣ってみたくなりますね。
そんなグレですが、足場が安全で、手軽に狙える好場があるので紹介します。
福井県の内浦湾の筏です。
筏からのグレ狙い
「えっ、筏からグレ?」と思う人もいるかもしれませんが、実は内浦湾は昔から筏でグレ狙いが盛んなエリア。もちろん、チヌ狙いも可能ですが、磯釣りスタイルのフカセ釣りで良型のグレが狙えるとあって、マニアには人気の好スポットなんです。
何がよいかと言うと、第一に足場。
磯ではなく、フラットな板で組まれてある筏なので、ビギナーや、子供に女性、そして高齢な方でも安心です。
そして、その釣り方。
グレ狙いには定番の、磯のフカセ釣りスタイルで狙えるとあって、普段は磯へ通う人でも楽しめます。
しかも、ポイントは湾内。
季節風が吹いて、これからは出船日が限られる日本海側ですが、ここは沖がシケている日でも渡船が可能な日も多いんです。
内浦湾の筏
内浦湾では各所に渡船店がありますが、この時期、筏のグレ狙いで出船しているのは、音海のマリンガーデンウミック、神野浦では神徳渡船など。
中でも、高浜原発の排水口付近や、そこから北への海岸線沿いに並ぶ潜水艦筏、神野浦へと続く各筏などで好釣果が上がっています。
音海のポイントイメージは、こんな感じです↓
神野浦の筏の釣り場イメージはこんな感じです↓
最近の釣果を見てみると、
12月3日、潜水艦筏で2人でグレ28~33cm23尾と以下サイズ多数リリースにチヌ32~40cm3尾とウスバハギ65cmにアジなどを、磯竿のハリス1.5号、オモリ3B、ウキ下3.5ヒロのグレ6号針で。
12月4日、潜水艦筏でグレ26~31cm8尾とチヌ35cm。
12月5日、潜水艦筏でグレ27~35cm12尾を、磯竿のハリス1.5号、オモリ3B、ウキ下3ヒロのグレ6号針で。
12月6日、潜水艦筏でグレ27~35cm21尾と尾長グレ35cmを磯竿のハリス1.5号、オモリB~3B、ウキ下2~3ヒロのグレ6号針で。
エサはいずれもオキアミです。
海況よく出船できた日には、グレ34cm頭に30cm前後を主体でよい人20~30尾。
神野浦では、例年40cmオーバーの大型グレもシーズンには何尾も上がっており、型狙いの期待も十分です。
上記のように、最近はどちらの渡船店でもグレは好調で、今が狙い目となっています。
磯のイメージが強いフカセ釣りのグレ狙いですが、内浦湾の筏なら足場もバッチリでビギナーも安心。
寒グレを狙うなら、良型主体でコンスタントに釣れている、内浦湾の筏がオススメです。
※音海のマリンガーデンウミックは、今期は12月29日~2月11日までの間、休業となります