【関西のワカサギ生情報】ボートで爆釣スポット探索! ワカサギの群れを発見し半日で3ケタ釣果

寄稿:川口忠彦

川口 忠彦(かわぐち ただひこ) プロフィール

ワカサギ釣り歴約10年。ホームグラウンドは津風呂湖。ワカサギ釣り以外にも、テンヤタチウオ、タコエギ、タイラバなどの旬の船釣りが好きで、淡水ではタナゴ釣りやバスフィッシングもこなす、マルチアングラー

奈良・津風呂湖の状況をお届け!

奈良県吉野町にあります津風呂湖は、京阪神からアクセスしやすく、レンタルボート、ドーム桟橋などの施設が充実し、週末ともなると釣り人や観光客で賑わいを見せています。

ワカサギ釣りは、近年厳しいシーズンもありましたが、昨シーズンから復調の兆しがうかがえます。

今シーズンは11月の解禁からボート、桟橋ともに、3ケタ釣果の好スタート!

サイズは、9㎝前後がメインで、5㎝ほどの小型から、15㎝のデカサギも釣れ、特に、桟橋沖は魚影が濃く、好釣果が期待できました。

12月中旬は、水温が下がり、ワカサギの行動範囲が広くなったため、釣果を出すには少々テクニカルな状況にあります。

ボートで津風呂湖を探索

「悪天候でも快適! ドーム桟橋でテクニカルワカサギに挑むのか?」または、「ボートで爆釣スポットを探すのか?」。

今回は、ボートで爆釣スポットを探しに行ってきました。

ポイントは、入野(しおの)筋入道橋周辺。

魚探にワカサギの反応が!

地形的に狭く絞られるエリアで、魚の通り道として探しやすく、この日も水深15~20mの所に底から2mまでに群れを見つけることができました。

早速ですが、釣果報告から。

昼までの半日釣行で144尾。

爆釣と言えるほどの結果ではありませんが、「もっと釣れてもいいのに!」と思うほどの群れが魚探に映ります。

しかし、なかなかエサを食ってくれないテクニカルなワカサギでした。

仕かけを群れの中に入れ、バイトを誘発

そんな時、私はワカサギに口を使わせ釣るため、リアクションバイトを誘発させます。

その方法は、重めのオモリ(私は9~12g)を使い、群れの中に、ストン! と入れピタッ! と止めるのです。

この止めた後にアタリがでますが、リアクションバイトのため、針掛かりが悪くなりがちです。

そのため、サシ虫カットはなるべく小さく、針サイズは大きすぎず小さすぎない、1号か1.5号がよいでしょう。

アタリがなければ、ゆっくり引き上げ誘いで、一旦群れから仕かけを出し、また「ストン! ピタッ!」の繰り返しです。

この時、延長アダプターで穂先を長くしておくと、聞き上げ幅も多くとれ、フッキングの手助けにもなるためオススメです!

ただ、全てのワカサギがテクニカルではないので、マメにエサ交換をすることで、釣れるワカサギもいます。

群れの中に仕かけを入れても、揺すっても無反応の時など、リアクションバイトを誘ってみてください。

また、桟橋も同様、難しい状況ですが、昼からアタリが増えているようですよ!

ぜひ、根気よく釣ってみてください。

では、よきフィッシングライフを~。

アクセス

 

■交通…大阪方面から南阪奈道路の葛城インタで降り、すぐを右折。名柄信号を右折して国道309号で下市町へ。下市町から国道169号で吉野方面へ向かい、河原屋西信号から津風呂湖への案内場に従って進む。

■期間…11月1日~3月31日

■料金…日券1000円。貸しボート1日3000円、ワカサギ用桟橋1000円、ドーム桟橋1000円(子ども500円)

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