
末吉政直(すえよしまさなお) プロフィール
新しい年を迎えると、私は毎年恒例の、今年の釣果目標を設定しております。
昨年の目標がヒラマサの15㎏オーバー、キハダ&ビンチョウの30kgオーバーだったのに対し、何と目標が1つもクリアできていないではありませんか(涙)。
出船中止が多かった、状況がイマイチだったとか、言い訳していたらキリがありません…。
今年も引き続き、同じ内容を継続し、私は挑みたいと思います!
ここで発表しているのは、自分自身が逃げ出さないようにする意味も含まれていますので、皆さん、私の監視をお願いしますね(笑)。
さて、そんな中、最初にクリアしたいのが、キハダ&ビンチョウの目標です。
今年も無事に和歌山、三重方面などでトンジギがスタートし、徐々にではありますが、賑わいを見せています。
キャッチ率を上げるキモを紹介
私の中でサイズが30kg以上になると、タックルが大きく異なってくると考えています。
昨年、10尾以上のビンチョウを釣り上げた経験から、30kg以上のキャッチ率を上げる方法を紹介したいと思います。
まず、ロッドですが、基本的にスタンディングファイトなので、軽量化とパワーを兼ね備えたロッドが必要です。
使用するロッドは、EJ5113HP、リールはビーストマスター3000番クラス。
ラインはPE4号を400m以上、リーダーはフロロ20号を5ヒロ。
ジグは、定番のミミック280~450gに、フックを7/0のダブルブックをフロントのみ装着します。
フックは、太軸を使用してください。
トンジギの基本は反応がなくても、とにかく落とし続けることが最重要。
いかに、周りが長時間釣れていなくても、常にルアーを落として、操作し続けることが大切です。
また、最近の傾向は渋い時こそ、より深い水深からアピールし、誘うのが吉と出ています。
そのためにも、同船者よりもさらに重たいジグを数本忍ばせましょう。
500gまではあった方が、潮が速かったり、ジグが落ちにくい時に有利となります。
また、水深が深いと、ついグローカラーを使いがちですが、グローにこだわらず、さまざまなカラーを試すのも有効です。
今年こそは、目標を必ずクリアします!