一昔前のジギングは、ジャークなどのアクション、そして手巻きリールでの巻き上げがハードで、女性や子供、高齢者には敷居の高い釣りのイメージがありました。
ジギングビギナーなら、シャクリながらリールを巻いたりするのが、慣れないとリズミカルにできないこともありますよね。
それが技術の進化により、ジギングは手巻きリールだけでなく、電動リールでも楽しめるようになってきました。
巻き上げはもちろんですが、ジャークなどのアクションも、全て電動リールがやってくれます。
今回は、そんな電動ジギングにオススメのリール、ダイワの「シーボーグ G300J」を紹介します。
シーボーグ G300J

出典:ダイワ
この「シーボーグ G300J」は、シーボーグ300Jをベースに、電動ジギングにも対応できるように改良された、ジギングがお手軽で簡単になる電動リールです。
このリールには、「ジギングモード」と言うオートジャーク機能が装備されています。
文字通り、設定さえ行えば、予め決められたパターンでアクションを入れてくれるようになっています。
そのパターンは3種類。
ワンピッチジャーク、ワンピッチポーズ、コンビジャークです。
①ワンピッチジャーク
ワンピッチジャークは、オーソドックスな1段シャクリを繰り返すアクションです。
ジギングの基本的な誘いで、いろいろなターゲットに有効な誘いです。
②ワンピッチポーズ
ワンピッチポーズは、①のジャークパターン+ステイの間を繰り返します。
③コンビジャーク
コンビジャークは、ただ巻き+①のジャークを繰り返します。
このほかにも、カスタム選択でオリジナルのジャークパターンを設定することも可能です。
3つのパターンともに、巻き速度や距離などの数値を変更できるので、その時々に応じたアクションが竿を持っているだけでできます。
このリールなら、ジギングはアクションが難しい、ということは全くありませんね。
また、ジギングは手持ちでアクションを入れて狙う釣りですが、このリールは自重575gと軽量化されており、ジャークなどのアクションは自動でやってくれるとあれば、その負担も大きく軽減されるばかりか、疲れないので誰にでも快適に楽しめます。
ジギングは巻き上げ時だけでなく、フォール時にも、アタリがでることもよくあります。
そんな時、カウンターばかりに集中していると、ラインが止まる食い上げのアタリを見逃しがち。このリールはデプスアラームと言う機能を装備しているので、フォール時(FL)や巻き上げ時(UP)に、10m毎にアラーム音でお知らせしてくれます。
カウンターを見ずとも、音だけで仕かけのある水深が分かれば、とっても便利ですね。
その設定は3パターン。
①FL/UP1:10m毎アラーム1回
②FL/UP2:10m1回、20m2回、30m3回繰り返し
③FL/UP3:10m1回、….50m5回繰り返し
また、OFF設定も可能です。
ちなみに、ドラグの引き出し音も3パターンで設定できます。
ドラグが滑る音を聞けば、スピニングタックルで狙う時と同様に、聴覚も刺激され、やり取りのワクワクドキドキ感がさらに高まりますね。
ベースとなった「シーボーグ300J」もMAGMAXモーター搭載で、最高レベルのパフォーマンスをしてくれますが、このモデルは心臓部にMAGMAX-Gモーター(3年保証)を搭載し、何と従来の4倍の耐久性を実現しています。 高耐久ブラシモーターで、レスポンスのよい回転フィーリングとパワーを生み出してくれるんです。
濡れた指でも滑りにくいジョグパワーレバー
巻き上げの加減速が瞬時に調整可能です。
また、クラッチのオン、オフがワンハンドで操作できるので、とっても便利です。
マグシールドボールベアリング
最も潮ガミしやすい、サイドプレート側スプールシャフト軸に採用することで、スプールフリー/巻き上げ効率の初期性能を持続させてくれます。
フォールブレーキダイヤル
落下スピードを瞬時に設定できるブレーキシステム。180度範囲でスプールフリーからブレーキMAXまでを親指一つでコントロール可能で、バックラッシュも防いでくれます。
また、太径のショックリーダーに対応できるレベルワインド(内径3.0mm)を搭載しており、30号のショックリーダーも余裕で通る設計になっています。
近年大流行のトンジギやキハダ狙いにも対応でき、ラインシステムを組むジギングなどに使用するには、特に嬉しいポイントですね。
ほか、魚の引きに合わせてスムーズに作動し、滑らかに効くオートマティックドラグシステムなども搭載。
大物とのやり取りにも安心して挑めます。
そして、見やすいドット液晶カウンター。
逆光下でも視認性が高く、昼夜問わずにフィールドで見やすいデカ文字仕様です。また、偏光グラス使用時でも明確に見えるようになっています。
ハンドルは75~85mmの可変ハンドルアームで、ハンドル1回転は83cmの巻き取り長。
電動で誘うだけでなく、従来のジギング同様に手巻きでも十分に楽しめるようになっているので、アングラー次第では手巻き、電動とシチュエーションに合わせて楽しむこともできますね。
ハンドルは右巻き仕様の300J、左巻き使用の300JLの2機種がラインナップされています。
品名 | ギア比 | 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | 自重(g) | 最大ドラグ力(Kg) | 標準巻糸量PE(号-m) | 標準巻糸量ナイロン(号-m) | 最大巻上力(Kg) | 常用巻上速度1kg負荷時(m/分) | JAFS基準巻上力(Kg) | JAFS基準速度(m/分) | ベアリング(ボール/ローラー) | 価格(円)(税抜き) |
300J | 6.0 | 83 | 575 | 16 | 3-400 4-300 5-230 |
5-300 6-220 |
49 | 146 | 14 | 190 | 18/1 | 106,000 |
300JL | 6.0 | 83 | 575 | 16 | 3-400 4-300 5-230 |
5-300 6-220 |
49 | 146 | 14 | 190 | 18/1 | 106,000 |
このシーボーグG300Jは、電動ジギング対応の電動リールですが、もちろん従来のエサ釣りでの使用も可能です。
ジギングも、エサ釣りも両方楽しむ方なら、1台2役のスーパーマシーンとして大活躍してくれそうですね。
ダイワ公式「シーボーグ G300J」詳細ページはこちら
