釣り人の憧れのひとつ、それは「大物」を釣ること。
しかし、大物と言っても、さまざまなターゲット、釣り方がありますよね。
人気の「トンジギ」
今、関西、東海エリアで人気の、大物が狙える釣りのひとつが「トンジギ」。
トンジギとは、”トンボジギング”のこと。
トンボは魚の地方名で、標準和名は「ビンナガ」と言います。ヒレが長く、トンボの様に見えるからだそうです。
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和歌山・串本沖で好調
そのトンジギが今、和歌山県串本沖で絶好調との情報を教えてくれたのは、大島港から出船しているフィッシング隼の吉田隼人船長。
吉田船長は、トンボを釣らせる腕が串本でトップクラスの船長。丁寧で優しい船長なので、初めて乗船する方でも安心して楽しむことができます。
キハダの胃の中には…
そんな吉田船長からいただいたのが、この画像。
ちょっとリアルなので、モザイクをかけました(笑)。内臓系が苦手な方はご注意ください。
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もっと見たい方のために…、どうぞ!
めっちゃリアル(笑)。
よく見ると、小魚がいっぱいです。そして写真の上には内臓のような物が…。どうやら、これは胃。
魚が食べていたベイトです。このベイトを食べていた正体は、キハダ。

フィッシング隼で、2021年にハピソンガールの伊賀 愛優菜(あゆちぃ)さんが釣り上げたキハダ
キハダはトンジギでもトンボにまじって釣れます。
また、ナブラがでることもあるようで、その際はキャスティングで狙うそうです。
さらに、もう1枚の写真を見ると、ベイトがどっさり。
食べすぎですよね(笑)。
このベイト、よく見ると口先がとんがっています。
何だこれ。筆者もお初の魚です。サヨリでもないし…。
船長に聞いてみると、「サギフエの種類だろう」とのこと。
キハダの胃液で溶けてきているので、どの魚か詳しく確定はできません。
しかし、分かっていることは、サギフエがベイトの時は、釣果が期待できるそう。
ただ、大きさが3cm程度とかなり小さいため、食いムラもあるようです。なんにせよ、ベイトがいるということは期待は大。
これからハイシーズンとなるので、今から準備してもオーケー! 以前に比べてアクセスがよくなり、大阪市内から車で3時間ほどで行けるので、ぜひトンジギにチャレンジしてみてください!