先日、アルファタックルの皆さんとアマダイ釣りをご一緒させてもらう機会がありました。
上記の記事で、実際に使わせてもらって、そのよさを体感したのは…。
ロッド:アルファソニックLG82 185MH(アルファタックル)
電動リール:エランSW DENDO(テイルウォーク)
というタックル。
実はこの話には続きがありまして…。
国産ハイエンドモデル「MPG」はスゴかった
この時に国産ハイエンドモデル「MPG」シリーズの21シブキF191も少し使わせてもらったのです。
なので今回はそちらのレポートを…。
使わせてもらった「21シブキF191」。
まず結論からいうと、「コレはバラさない竿」だということ。ロッドのしなやかさは、これまでのロッドでは感じたことのないものでした。
MPG(マグナムパワーグラス)はチューブラのグラス製。グラスというと、少しダルさもあるかなと思ったのですが、グラスなのにシャキッと感がある。
グラスソリッドとは異なりチューブラーであるというのは、もちろんなのですが、カーボン製ロッドと遜色のない感じ。
リールをつけてそうした印象を持ち、MPGの奥深さはもちろん、ロッドバランスも非常に優れているのではないかと感じました。
ちなみにスパイラルガイド搭載で、ガイド数も少なく穂先の持ち重り感がない、トラブルレスという利点も魅力。
実際にこの日に掛けた魚は本命アマダイではなかったのですが、「21シブキF191」はとにかくバラさない。
というか勝手に掛かってくれるかのような…。掛けて釣ったというより、いつの間にか魚が乗って掛かっているような印象を受けました。
しかし、これもきっと、MPGの恩恵なのでしょう。
ライトゲームにグラス竿って面白い
純粋な感度だけで見れば、アルファソニックLG82 185MHに軍配が上がるのですが、仕掛け回収中にアタってきた「突発的な」魚も、バラさずについてくることには驚き。
本命こそ釣れなかったものの、シブキFでアタリがあった魚は全て掛かっていたんじゃないかなと思います。
まぁ、同行したアルファタックルの方には「もう少し大物が掛かれば、そのしなりの効果がもっとわかりますよ」と優しい言葉をかけられたのですがね…。
釣れよ、俺!
それでもだ、「シブキF」はライトゲーム全般をカバーしているとのことで、アマダイはもちろん、加太のマダイやケンサキイカ、ヒラメやマゴチ、テンヤやテンビンタチウオとさまざまな釣りに使えるそうで、「ライト感があるのにバラさない」という特性はシブキFならでは…と感じた次第。
そしてもう一つは操作性!
オモリ80号、水深80~90mのエリアで使用していました。潮は動かず、誘いをかけるのですが…。
ボトムを小突いてタナを取り、そこからゆっくりと誘う。そのときの操作がこれまたスゴくいい!
通常のグラスソリッドのように入り込みすぎず、跳ねすぎないので、操作がすごく簡単。
十分にしなやかさを活かした誘いができつつ、そこにダルさがなくて感動!
ちなにいシブキには、今回使用した「シブキF」と、もうひとつ「シブキR」があります。
Fは7:3調子でRは6:3調子。Fの方が、より誘いを掛けたりしていく釣りに向いてきます。
今回は80号オモリの使用でしたが、そのモッチリしているのにシャッキリ操作感はこれまで味わったことがなく、加えてバラさないときたら、もっと軽いオモリの各釣りジャンルにも使ってみたいなと思わせるのでした!
そん時は…釣れよ、俺っ!
シブキF191のスペック
全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
標準自重 (g) |
先径 (mm) |
元径 (mm) |
錘負荷 (号) |
適合ハリス (号) |
ブランクス | メーカー希望小売価格
(税抜) |
1.9 | 2(B) | 145 | 240 | 1.6 | 11.1 | 40-120 | 1.5-8 | MPG | 50,000円 |
素材は混じり気のない100%MPGを使用。
ロッドのネジレを防ぎつつ、軽量化と糸がらみ軽減に貢献するスパイラルガイドに加え、バット前ジョイントでワンピースに迫る強度を維持。
軽量・高感度を実現した操作性重視の7:3調子の「攻め」のスタイルを武器にしたロッドです。
アルファタックル公式「21シブキR/F」詳細ページはこちら
