釣りには、
・エサ
・ルアー
と大きく分けて2種類の釣りがあります。
エサ釣りは、動物や植物などを使用して魚を釣ること。それに対して、ルアーは、疑似エサのことを指します。
今では、さまざまな素材でできたルアーを使用して、魚を釣ることができますが、最近筆者が驚いたのが、”毛糸”を使用してタイを狙う釣りです。
毛糸でタイ!?
かなり、ビックリな釣りです。

毛糸で釣れたタイ
ちなみに、毛糸をしっかりと加工したものではなく、そのまま毛糸を束ねて針に刺した、という感じ。
これがギジエにする毛糸だ
どうでしょうか?
初めて見た人なら、「これで本当に魚が釣れるの?」と思いますよね(笑)。
この釣りは、和歌山県加太エリアでの船釣りで確立されており、「ギジエマダイ」という名前で認知されています。
10m以上ある、なが~い仕かけを使用するこの釣りは、毛糸のほかにも、ビニールをギジエにすることも。季節によって変わり、毛糸は春頃に使います
。
ちなみに、この毛糸、何をイミテートしているか分かりますか?
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正解は、”小イカ”です。
毛糸がイカに見えるとは、恐れ入りました。
加太のギジエマダイは、通年楽しむことができます。
ぜひ、皆さんも毛糸でタイを釣ってくださいね。