アルファタックルのMPGシリーズのひとつ「デッキスティック」。
歴史のある名竿で、永く愛用しているアングラーも多いシリーズです。
現行モデルとして販売されているのは3機種。
デッキスティック64フルアームド・デッキスティック73フルアームド・デッキスティック82の3種です。
出典:アルファタックル 上から64、73、82
MPGが成せる守備範囲の広さ
デッキスティックはご存じの通り、アルファタックルが誇る「MPG」素材を使った竿。
MPGとはマグナムパワーグラスの略で、簡単にいえば、スゴいグラス素材(笑)。
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デッキスティックがそんなMPGを採用している理由は、究極の汎用性にある。
カーボン素材を使ったロッドは軽さや感度が魅力ではあります。それをもって、各魚種に専門的なロッドを使いやすいメリットがあります。
ところが、とがらせすぎれば専門性が強くなり、とある釣りでは素晴らしい竿でも、ほかの釣りでは使いづらいなんてことも。
ではMPGを採用したデッキスティックは?
カーボンと比較して粘り、かつ特殊な製法で肉厚なカーボンなのにチューブラー化しているわけで、シャープさや感度も持ち合わせている、そして1機種ずつが非常に広い釣りに使用できる安定感があります。
竿を曲げて釣る…というのは、クッションのような役割を果たして、大物をジワジワとバラさずに上げてくることにもつながります。
正直な話、見てもらうほうがその「楽しさ」が分かるかな~なんて。
というわけで動画をチェックしてみてください!
3タイプの特徴
ひとえにMPGといっても、100%MPGを使うこともあれば、MPGのよさを引き出すために、部分的にカーボン素材をコンポジットすることもあります。そのフレキシブルさもMPGの魅力。
さて、ではデッキスティック。
冒頭に3タイプがあるとお伝えしました。
64と73にある「フルアームド」は100%MPGでブランクスが構成されたもの。数字は調子を表し、つまりは6:4調子と7:3調子のフルアームドがあると。
これに関してはギュ~~ンと竿が突っ込んでも、高い復元力でジワジワと戻ろうとするから、無理をしないのに魚が上がってくるというメリットを生みます。
一方で82は、そうしたMPGの特性を生かしながら、より攻めの操作性を出すためのk-ボン素材をコンポジット。
先調子で誘い、掛け、掛かればバラさない、そんなロッド。
生きエサをエサにするヒラメや疾走感ある青物、中深海の釣りなどなど、さまざまなシーンで活躍してくれる、頼れる竿となっています。
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