この魚、何だか分かります?
大阪湾で数年前からタチウオ釣りにまじって釣れ出していましたが、1度食せばグルメも唸るその食味から、一躍メインターゲットとして人気を帯び始めたクログチです。
筆者は、この魚を始めて釣ったのが3年前。テンヤタチウオでの釣行でした。
深場での、その手応えから掛けた瞬間はドラゴン!? と錯覚するような重量感でしたが、上がってきた魚体はスマートなタチウオではなく、デップリ肥えたクログチで50cmほどありました。
狙いのタチウオではなく、ガックリしていた所に、中乗りさんの「それ、めっちゃ美味いねんで! 食べてみ」の言葉。
焼いて食べましたが、中乗りさんの言葉通り、脂もしっかり乗って想像の遥か上をいってました。
美味いんです!
始めはテンヤタチウオの外道扱いだったクログチですが、その食味が知れ渡り、泉南方面では、これをメインに狙って出船する船宿も出始めました。
それが冬から初夏にかけてのクログチ狙い。
「狙えば年中釣れる魚」と言われていますが、現在は大阪湾の人気ナンバーワンターゲット「タチウオ」のオフシーズンに狙うのが定番になっています。
クログチ攻略の仕かけ
このクログチ、100m前後からそれ以上の深場で狙いますが、仕かけは胴突き。
仕かけのイメージは、こんな感じです↓

出典:ハリミツ
その攻略に最適な仕かけが、ハリミツからラインナップ豊富に発売されています。
商品名は「クログチ仕掛」。分かりやすくてイイですね。
ラインナップが新発売となるグロータイプを入れて、計4種。針数が異なるタイプとなっています。
定番の3本針仕かけには、通常のタコベイトと、グロー仕様のタコベイトの2種。
朝まずめや曇天、雨天時などのローライト時は、ハイアピール系の「クログチ仕掛3本グローベイト」が効きそうです。
グローのベイトが、濁り潮や食い渋り時にもクログチの捕食スイッチを入れてくれそうですね。
仕かけの全長は2.8m。
エダは30cmで、エダ間は1mあります。
エサにはサンマやサバ、イカの切り身などを付けるのが一般的です。
発売予定は5月中旬となっています。
ハリミツ公式「クログチ仕掛3本グローベイト」詳細ページはこちら
日中や晴天時は、少しアピールを落とした通常のタコベイトが付いている「クログチ仕掛3本」もオススメです。
仕かけの仕様はグロータイプと同じ。
違いはタコベイトがグローか否かです。
なので、捌きもしやすく、まずはこの3本針タイプ2種があれば、クログチ釣りが楽しめます。
ハリミツ公式「クログチ仕掛3本」詳細ページはこちら
そして、針数の異なるタイプ。
こちらは、針数が4本、タコベイトも2つ付いたタイプの「クログチ仕掛4本」。
食い渋り時には有効な仕かけです。
エダ3本仕様と比べて、全長は3.2mと少し長めで、エダ間は80cmと少し短めですが、エダは同じ30cmです。
全長が長く、針数も多いので、タナがバラケている時や、追い食いが狙える時にも有効ですね。
ハリミツ公式「クログチ仕掛4本」詳細ページはこちら
最後は2本針仕様の「クログチ仕掛2本」。
全長1.8mと短く、仕かけさばきがしやすいので、初めてチャレンジするビギナーにもオススメです。
ほかの仕かけと同じように、1本はタコベイトが装着されているので、アピール力も十分。
潮が速い時や2枚潮、3枚潮のような仕かけがなびいて周囲とオマツリが起こりやすい時にも、針数の少ないこの仕かけなら快適に楽しめそうです。
ハリミツ公式「クログチ仕掛2本」詳細ページはこちら
クログチは、大阪湾でタチウオが始まる夏頃までロングランで狙える美味なターゲット。
シチュエーションや各自の仕かけ捌きの技量に合った仕かけを使い分けて、手返しよく釣れば釣果も伸びます。
ぜひ、美味しいクログチを食してみてください。グルメを自称する方も、その味にきっとハマると思いますよ!
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