
末吉政直(すえよしまさなお) プロフィール
モンスターマダイを求めて出船
春の福井県・三国と言えば、乗っ込みのモンスターマダイが有名です。
今回は九頭竜マリーナから出船のシーライオンに乗船してきました。
水口船長の事前情報によると、水温の関係で安定していなかった釣果が、数日前から上がり始めたとのこと。
ベイトはホタルイカとアミエビが多いそうで、水深は80~100m前後を狙います。
使用したタックルですが、ゼロドラゴンの万能ロッド、UMV622BとタイラバロッドのEJ680の二刀流。
リールはシマノのカルカッタコンクエスト200番に、PE0.6号、リーダー5号を使用。
タイラバは、大ダイの実績が高いバルゴを使いました。
出典:ゼロドラゴン
ここ最近のパターンは、ボリュームがあるルアーに反応がよいとのことで、同船者のほとんどが、通常のスカートやネクタイにプラスして、ワームなどのトレーラーを装着。
私もフックにワームをプラスすることにしました。
ポイントに到着後、30分は船中アタリなしの厳しい時間が流れます。
しばらくすると、同船者にレンコダイがヒットするも、なかなかマダイの顔を見ることができないでいました。
船長も必死にポイント移動を繰り返してくれます。
2時間が経過すると、潮が動き始めて、ポツポツとマダイが釣れ始めました。
確認すると、やはりベイトはホタルイカ。
前半は赤系のバルゴを使用していましたが、後半はメタリック系のカラーにチェンジし、スカートも緑に変更し、そこへ差し色で黒赤ラバーを入れ、ワームも外してみることにしました。
すると、その直後にコツコツとアタリが!
食い込むまでしばらく待って、スイープに合わせるとヒット。
巻き上げてくると、40cmほどのキレイなマダイ。
食べ頃サイズですが、今回狙っているサイズではありません。
船内もパタパタと釣れ、70cmクラスも飛び出しました。
途中8人同時ヒットし、7人が超巨大なウッカリカサゴというサプライズもあり、船内は大賑わい。
私は、再び1時間後に同じサイズが釣れ、このまま勝負することを決意。
すると、これが功を奏したのか、ボトムから10m付近で、今までよりも強いゴンゴンというアタリ。
慎重に食い込ませ、アワセも決まり、そこからはドラグも触らず慎重に巻き上げます。
上がってきたのは、この日1番大きな77cmのマダイ。
80cmは超えていないので、モンスターには及びませんでしたが、船中34尾の釣果となり、素晴らしい結果が出ました。