大阪・泉南 淡輪ヨットハーバーでメバルを狙う
淡輪ときめきビーチと、淡輪漁港の間にあるのが、淡輪港ヨットハーバー。
波止は、ざっと見て1kmほどの長さで、外側一帯にテトラが入っている。
波止の1つ目のカーブ点までの内側は立入禁止の金網があるが、その先は内側も釣りができる。
メバルは1つ目のカーブ点付近から先端にかけて釣れるが、水際一帯に、まだワカメがビッシリと生えているので、針が引っ掛からないように注意しよう。

波止のカーブ点
メバルのポイントとしては、ワカメ帯のすぐ前1~2m付近なので、ノベ竿の5~6mクラスで十分釣れる。
タナは矢引きから1ヒロ前後。
ここはテトラからの釣りなので、夜は特に足元に注意。
ライフジャケットは必携で、ベスト型の救命胴衣の方が、落下時のクッションにもなるので、オススメだ。
日中は釣れない可能性が高いので、半夜釣りで挑む
春告魚のメバル釣りに、泉南の淡輪ヨットハーバーへ出掛けた。
春とは言っても、海水温はまだ低く、波止では、日中にメバルはめったに釣れないので、半夜釣りになる。
メバルは夜行性でもあるので、夕まずめには釣り場に入り、マキエのシラサエビを撒いて、メバルの食い気を誘い、電気ウキ仕かけでアタリを見て釣り上げる。
ノベ竿でのメバル釣りは、良型が掛かるとグリグリーッ、ギューンとくる強引が、何とも言えない面白さである。
波止の先端の方に釣り人がいたので、先に見に行くと、投げ釣り用の竿が2本出ていて、「小さなカレイが2尾釣れた」と言い、「これから電気ウキ仕かけで、青イソメをエサにメバル釣りをする」と言っていた。
少し戻って、波止の2つ目のカーブ点で釣ることにする。

2つ目のカーブ点から見た先端方向
当日は海も穏やかな落ち日和なので、風がないベタ凪だとばかり思っていたが、ここでは南風がやけに強い。
ポイントは北向きなので大丈夫だが、竿を立てると風の抵抗をかなり受ける。
その強風のせいで、海面がザワついている。
波止の外側はテトラ帯で、その水際にはワカメがいっぱい付いている。
そのワカメの前方1~2m付近をポイントとして狙う。
日が落ちる18時前に、まずはマキエだと、仕かけにナイロンカゴ(シラサエビを入れる)を付け、中層撒きを5、6回する。
風のせいか、潮は左へやや速く流れる。
電気ウキが鮮明に見えるようになってから、ウキがスーッと10cmばかり入って止まった。
メバルのアタリだ。
竿を立てるように合わせると、グリグリーっと心地よいメバルの引き。
17、18cmのメバルが2尾続けて釣れた。
ところがその後、マキエをすれど、どうしたことか、さっぱりアタリがない。
こんな時は早目に場所がわりだと、1つ目のカーブ点へ移動する。
足場のよさそうなテトラを選んで釣座とし、ここでも中層撒きを5、6回する。
ここでも潮は左へ流れるが、緩やかになっていた。
タナは同じ1ヒロで、仕かけを入れると、すぐにアタリがきた。
合わせると、竿にグンときて、グリグリーッ、ギューンと強烈な引き。
このメバル、よく引くはずで、22cmの良型。
その後、20cm前後が2尾入れ食いできたが、またパタっとアタリがなくなる。
そこで、また少し場所がえすると、1、2尾は釣れるが、その後がさっぱりこないといったパターン。
当夜は4カ所でメバル10尾(17~22cm)の釣果。
1週間ほど前に来た時はメバル13尾(17~21cm)だったので、良型メバルが2ケタ釣れればよしとせねばならないだろう。
アクセス
旧国道26号の淡輪中信号から府立青少年海洋センター、マリンロッジ海風館方面へ進み、突き当たりを左折すると、すぐ右が淡輪ヨットハーバーで、駐車場(有料)がある。