そろそろ手長エビが気になるなぁ
長~い手。その名も手長エビ。ちなみに手が長いのはオス。それから単に手長エビといっても種類はあったりします。
都市圏の河川でも、汽水域ではこれからの時期に釣りやすくなるエビ。もしかすると身近なところでもう活発化しているのでは?
何が面白いって、思ったより簡単じゃないというか。手軽なんだけれど、簡単すぎないから夢中になっちゃう。
エサをスーッと持っていって、自分の隠れ家で食べようとするグルメなエビなので、そのスーッとラインが走ったり、ウキ釣りならウキが走った時にアワせても、掛からないんですよね。
急がば回れとはよく言ったもので、手長エビに関しては、仕掛けが持っていかれてから10秒、20秒と待ってから、ゆっくり持ち上げるようアワせてもよいくらい。
ちなみに、ノベ竿で玉ウキなどを用いたウキ釣りが始めやすい。ウキ下を底ギリギリにエサがくるよう調整します。日照が強い時は、あまり姿が見られませんが、ちょっとした障害物やゴロタ石、消波ブロックの隙間など、何か物陰のあるところに仕掛けを入れるとスッと腕が伸びてくることも。
また、急に曇ったりすると、意外とヒョコヒョコと歩いて出てきたりするので偏光グラスなどがあれば「見ながら釣る」、いわゆるサイトフィッシングも面白いですよ。
安価なロッドでイイ
手長エビといっても、釣りをする場所によって仕掛けを届かせたい距離が異なるので、ロッドの長さはそれに応じたものになりますが、高価なものは必要ありません。足元まで近いようなら2mもあれば十分かなぁと思います。
ノベ竿なら道糸はナイロン0.8~1号程度でOK。正直「ラインが太くて見切られる」という釣りではないので、釣果を伸ばす目的で細糸を使用する必要はありません。
ラインを全長分取ったら、その先に小型の自動ハリス止めを装着し、ハリス&ハリ(エビバリ2号や袖1号など。小型を考慮するならタナゴバリもOK)。
とっても簡単に始められるのも手長エビのイイところ。
つりパス
かくいう私ですが、気になっているロッドがアルファタックルの2022年の新作ロッド「つりパス」。
出典:アルファタックル公式
いよいよ店頭に並び始めたようです。正直、手長エビだと1,000円程度の竿でも十分です。その点「つりパス」はそれよりは値段は張ります(オープン価格ではあります)。ただ、映えるパステル調と、コルク調グリップがなんとも使ってみたい感じ。
また、実は意外や本格派の調子に仕上げているそうで、手長エビだけでなくタナゴやハゼなどの身近な魚でも「末永く使う」ことを考えると、コレいいかもと気になっています。
21・36・45の3種で、順に2.1m、3.6m、4.5mを表します。そしてそれぞれに3色のパステルカラーあり。
出典:アルファタックル公式
品名 | 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
標準自重 (g) |
先径 (mm) |
元径 (mm) |
カーボン (%) |
グラス (%) |
21/SP(SAKURA PINK) | 2.1 | 9 | 29 | 51 | 0.8 | 23 | 89 | 11 |
21/SB (SKY BLUE) | 2.1 | 9 | 29 | 51 | 0.8 | 23 | 89 | 11 |
21/AG (ASPARA GREEN) | 2.1 | 9 | 29 | 51 | 0.8 | 23 | 89 | 11 |
36/SP(SAKURA PINK) | 3.6 | 9 | 54 | 80 | 0.8 | 23 | 97 | 3 |
36/SB (SKY BLUE) | 3.6 | 9 | 54 | 80 | 0.8 | 23 | 97 | 3 |
36/AG (ASPARA GREEN) | 3.6 | 9 | 54 | 80 | 0.8 | 23 | 97 | 3 |
45/SP(SAKURA PINK) | 4.5 | 11 | 54 | 123 | 0.8 | 25 | 97 | 3 |
45/SB (SKY BLUE) | 4.5 | 11 | 54 | 123 | 0.8 | 25 | 97 | 3 |
45/AG (ASPARA GREEN) | 4.5 | 11 | 54 | 123 | 0.8 | 25 | 97 | 3 |
実はつりパスの正式な製品名は「つり具屋のガンコ親父がパステル色のロッドを推す違和感についての考察」というもの(笑)。
ガンコ親父が推す、その実力を試してみたいなと思っているのです。ここは21モデルかなぁ…。
価格はオープン
アルファタックル公式「つりパス」詳細ページはこちら
アルファタックル公式サイトで、2022年春の新製品情報が一覧で見られます。そちらもチェックしてみてください!
新製品一覧ページはこちら
