大阪湾のタチウオ釣り最強を決める、「大阪湾タチウオキングバトル」も、今年で10年目を迎えた。
そこで、今回10年目を記念して、過去9大会の優勝、2、3位の入賞者でテンヤタチウオ釣り最強の中の最強を決めるため「大阪湾タチウオキングバトル 10th アニバーサリー チャンピオンシップ」を8月21日に開催した。
大会当日、18人のアングラーを乗せて、7時に大阪・泉佐野港を出船した上丸。
誰もが待ち望んでいた大会を前に、上丸の村上船長も上機嫌。1時間ほど船を走らせ、洲本沖水深130mのかけ上がりのポイントへと到着した。実行委員の倉橋の合図で試合スタート。
この日は潮がとても速く、かなりやり辛い。そんな状況の中でも、皆がタチウオを上げていく。中でも目立ったのは右舷ミヨシの中山氏。

中山氏
即掛けで次々とタチウオを上げていく。
前半終了までに、おそらく2位とも10尾差ぐらいの差を付けていた。
10時に釣座がえを行ったが、この頃には潮が止まり、アタリが止まった。
そして、また潮が動き始めた終盤に、アタリが船中のあちこちで出だし、爆釣モードに。

菊池氏
船中でタチウオが次々上がり、誰が抜け出したか分からないまま、13時に試合終了。

大塚さん
帰港して検量が行われた。
全員同時の検量で盛り上がる中、優勝したのは、今永航汰氏。

今永氏
前半、後半どちらも胴に釣座を構えていた今永氏だったが、記者は完全にノーマークだった。
前半は厳しい釣果だったそうだが、後半の潮が動きだしたタイミングで一気に数を伸ばし、2位と1尾差を付けて記念すべき大会の覇者となった。
優勝は今永航汰氏38尾、2位中山武嘉氏37尾、3位菊池雄一氏36尾。

今永航汰氏(真中)、中山武嘉氏(右)、菊池雄一氏(左)
優勝した今永氏には、2022年大会決勝へのシード権が与えられた。
今回の参加者は、第1回大会から9回目までの1、2、3位の入賞者。当日は18人でチャンピオンの座を争った。
参加者は、中山武嘉氏、吉田浩平氏、大塚香奈さん、金森聡氏、今永航汰氏、東元達也氏、角井良隆氏、西原優一氏、吉田昇平氏、大西勝氏、助石功嗣氏、河崎健次氏、菊池雄一氏、中村宏之氏、吉ノ元茂樹氏、中橋政男氏、徳富幸夫氏、浅見巧氏と豪華な顔ぶれだった。
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大阪湾タチウオKINGバトル実行委員会
(協力:つり人社、名光通信社、カニプロダクション)
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