秋めく季節とともに、盛り上がりが加速するであろうタチウオ。堤防から、船から、はたまたルアーでもエサでも…。さまざまなフィールドで、多彩な釣り方で、これだけ愛される魚もなかなかいない。
餌は見落としがちなキーアイテム
さて、今回は船からのテンヤタチウオの話。
テンヤタチウオは、関西ではもちろん、関東でもその人気が加速しています。
テンヤの形状や誘い方、それはもちろん大事。けれども意外と見落としがちというか、よく釣る人ほど気を使っているのが餌。

△テンヤタチウオで代表的な餌のひとつ、イワシ
タチウオテンヤ釣りの成熟とともに「そもそも餌に何を使うか?」からこだわる方も増えたように思います。とはいえ、テンヤタチウオの餌の王道は?と聞かれれば、必ずや挙がるであろう1つが「イワシ」だと思います。
イワシ餌は、鮮度が劣ると身肉がグズグズになり、誘った際やタチウオからのちょっとしたバイトですぐに身崩れしやすい。

△マルキユーの旨〆ソルト㊧と軽締めアミノリキッド㊨。いずれもマルキユーの人気締め&集魚材で、タチウオの餌で使用する人も多く見受けられる
ゆえに、釣果を分けるちょっとした工夫のひとつとして、身を締めるドリップなどに漬け込む工夫をする方も多くいます。この手の調整材は、同時に集魚効果を高めるアミノ酸などを配合していることが多いですよね。

△締めて身持ちをよくする、集魚効果をプラスする、この2点を好みの餌に施せるのがドリップ系の強み
タチウオからのちょっとしたアタックで餌がボロボロになって外れてしまったりするところを、締めて餌が残ることで、単純に2度、3度と引き続きアタリを出せる可能性も高まりますし、集魚効果もアップされ一石二鳥だったり。
それから、釣り手目線からしても、しっかり身が締まった餌は、餌付けしやすいメリットも(グズグズな餌は結構苦労します)。
そうした「締め&集魚」系のドリップは、好みの餌に、好みの分量や締め具合で使用できるカスタマイズ性が利点です。
手間要らず!現場で即使える高品質の餌
一方で、そうした手間を省きたい、どれくらい漬け込めばよいか塩梅が分からない…。そんな場合には、出来合いで高バランスな餌が欲しいわけですよ!
そうしたニーズに思い切り応えてくれたのが、マルキユーのギュッとイワシ。
出典:マルキユー公式
新鮮なイワシにギュッとアミノ酸を染み込ませて加工。当然、餌持ちは最高で、かつ集魚効果もあり高い評価を受けて、実際に使用する人もよく見かけるアイテム。
で、これが不凍加工。何がいいかっていうと、その新鮮なままの状態をパッケージから取り出した時もキープしている。新鮮なイワシに集魚効果と締まった身。要するに最高品質のイワシ餌が、誰にでもすぐに使えるのが評価を得た理由です。
また、サイズ感がいい。ギュッとイワシは、ある程度のタチウオテンヤの種類に広く適合するイワシ。具体的には、装着した時にテンヤのヘッド部分より盛り上がらない。これにより、余計な抵抗を水中で受けてくるくると回ってしまう…なんてことも少なくなります。
まとめると…
①餌持ちよし
②集魚効果アップ
③現場で即使える
④サイズも丁度イイ
ってなイワシ餌、それがギュッとイワシ。
マルキユー公式YouTubeチャンネルでは、タチウオ釣りの名手・三石忍さんの実釣動画も公開されているのでチェックしてみてください。
新たな秘密兵器
ギュッとイワシHARD
そんなギュッとイワシ。実は兄弟分が登場しているのです。より締め具合をアップさせた「ギュッとイワシHARD(ハード)」がそれ!
パッケージにも注目。ノーマルが「エサ持ち最高」となっているのに対し、ハードは「エサ持ち最強」となっています!
ノーマルよりもギュギュギュッと締まったイワシは、二次バイト、三次バイトを誘発してくれます。釣り人目線からしても、「餌はまだ残っているはず! まだ誘ってみよう」とメンタル面に好影響を与えそうな予感!
個人的には、大阪湾などでこそ試してみたいかなぁ…なんて思っていて。というのも、大阪湾では餌が最初から付いていることが多く、やっぱりそれをそのまま使っちゃいますよね。餌付きって、実際ありがたいですし、故に甘えてしまう(笑)。
けれど、考え方を変えると筆者と同じようなズボラテンヤ愛好者も多いはず。ならば! 即使える、最強に締まった「ギュッとイワシ・ハード」は、圧倒的に簡単に差を付けられる手段なのでは?と思うのです。

△さらに強く締め込んだHARD。エサ持ち最強で、テンヤタチウオの心強い味方になる
ただ、「ギュッとイワシ・ハード」の唯一気になるところは…実はテスト販売であること(そのため公式webサイトにも記載がない)。販売も今期だけと予定されている(現時点では)。
つまり、もし釣具店・餌屋さんなどで見かけたら、タチウオよりも先に皆さんがバイトすべき(笑)!
その実力は、皆さんが使って確かめてみてください。