そのゲーム性の高さゆえに、全国各地に広がりつつある「船テンヤタチウオ」。
今、大ブレイク中の釣りの1つですね。
各社からは、専用のタチウオテンヤが発売されていますが、今回紹介するのはナカジマの「短軸タチウオ 船テンヤ」。
シンプルで、近年流行のカラーリングもなく、鉛がむき出しの廉価版タチウオテンヤですが、実は工夫次第でいろいろなシーンで使える万能タイプのテンヤです。
短軸タチウオ 船テンヤ40号、50号

出典:ナカジマ
このテンヤ、写真を見てもらえば分かるように、カラーリングがされていない「THE・鉛」的なテンヤ。
どこか、大阪湾で遠い昔に船宿が貸し出していた丸玉ヘッドのテンヤの面影も漂っています。
テンヤを発売しているナカジマの「短軸タチウオ 船テンヤ」の商品ページを見てみると、最初に打ち出されている見出しが「廉価版」。価格はオープンとなっていますが、安いんです!
だから、今流行りの夜光とかケイムラなどのアピール系の機能はなし。価格を抑えるために、今やタチウオテンヤには当たり前のように付属されているリーダーやエサ巻きワイヤーも付いていません。
シンプルイズベストを地で行く感じです。
そんな廉価版のレトロな雰囲気が漂うテンヤですが、現代のテンヤタチウオの風潮に合わせた即掛け仕様に改良されています。
その大きな特長が、ショートシャンク+角度付きフック。商品名にも入る「短軸」で、小さなアタリにも全て掛けていけるような尻下がりスタイルになっています。
また、鉛むき出しのヘッドは、コダワリの楕円形。フォールも安定性に優れており、潮の流れが速いポイントでも使いやすい仕様になっています。
そして、カラーは鉛がそのままと言うことは、アレンジもしやすいと言うこと。
目玉シールの「アイボールシート」を使えば、テンヤにいろんなタイプのアイを付けることも可能。
さらには、ホログラムシールやラッカースプレーを使用すれば、自分だけのカラーリングに仕上げることも可能です。
工夫次第では、楽しさと使えるシチュエーションが無限大に広がりそうなテンヤですね。
もちろん、そのままでも、鉛のシンプルさならではの効果を発揮するシチュエーションが。
それは昨年、大阪湾で湧いたサバフグ対策をはじめ、アピールを落として狙えることが大きなメリット。目立たずにタナまで落とせるのでサバフグをかわしたり、グローなどのハイアピールを嫌うタチウオのアタリを引き出すことも可能です。
また、安いのでロストした場合も財布に与えるダメージは少なそうですね(笑)。メーカーの謳い文句では「サバフグ対策、代打の切り札!」となっています。
ラインナップは40号と50号の2タイプ。
大阪湾や東京湾など、いろいろなエリアをカバーできるようになっています。
アピールが重要なタチウオ釣りですが、逆に控えめな方がよい時もあるのが、この釣り。
サバフグが湧いた時や、アピールを落としたい時、さらにはオリジナルアレンジをしたい時などには、持っていれば面白い存在になりそうなテンヤです。
ナカジマ公式「短軸タチウオ 船テンヤ40号50号」詳細ページはこちら
この商品の関連動画はこちら↓