アルファタックルの最新マルイカロッド「アルファソニックマルイカGZ」には3機種ある。
160ULと167XUL(RIGHT/LEFT)。167XULのRIGHT/LEFTというのは、スパイラルガイドの巻く方向。だから、大別すると160ULと167XULという内訳になる。
そして、167XULはマルイカ釣りのゼロテンション釣法を強く意識した機種です。
詳しいスペックなどは以下の記事をご覧ください。
そして、マルイカでゼロテン釣法っていうと、かなりキンキンの穂先…ってイメージしませんか?ところが、このマルイカGZはグラスソリッドなんです。
なぜに?…感度悪くないの? そこで聞いてきました。
結論:特化型でありながら誰もが扱いやすい
マルイカGZはマルイカゼロテン釣法特化型なんだけれど、ユーザーの想定をどこに置いたか…という部分。マルイカGZはエキスパートが使ってももちろん、それまでゼロテンに苦手意識がある人、ゼロテンでステップアップしたい人が使いやすい設定になっているんです。
そこで、穂先の話の前に全長を見て頂くと、昨今のマルイカ竿にしては長い。150cm台は当たり前、それよりも短いものもある中で167cmはなかなかの長さ。
これが穂先の長さとも関わってくるんですが、そのグラスソリッドが長い。基本的には、長い方がアタリを見やすい。もちろん達人となれば話は別、金属系穂先でカッというアタリを取る人もいるでしょう。マルイカGZは使った人誰もが、ゼロテンにおけるアタリを見る・取るという部分に特化した竿。
その時に、グラス素材というのはもともとが変化を表現してくれるから、実はアタリの視える化は得意な素材なんです。
もちろん金属系穂先もイイのですが、この穂先部分の長さです、この長さが金属系だとどうしても持ち重りしてしまう。だからグラスソリッド。
ただし、その部分に関してはガイドをより軽くするためにトルザイトガイドを採用。つまりは長くて軽いグラスソリッド穂先で、アタリが視やすくなっているのです。
ちなみに、こちらの穂先はピンクからホワイトに変わってくるのですが、このピンク色の部分から丁度負荷がわずかに掛かる状態でキープするのが理想とのことで、その目安となりやすい仕様となっているそうです。
超トガったロッドも魅力だけれど、万人が手にして「レベルが上がった」と感じられるロッドもまた難しいですよね。
ぜひコダワリ満載のマルイカ竿、チェックしてみてください。
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