年々人気を高めつつあるマダコ釣り。
特に人気なのがエギタコ。
ルアーで手軽に釣れて釣果もテンヤなどとかわらないということもあって、関西明石エリアを中心に爆発的な人気を誇っています。
さて、そんな船エギタコ。
釣り方の基本とコツを紹介させていただきます。
ロッドはバットパワーの強い専用ロッドがオススメ
タックルはロッドが専用ロッド。
タチウオ竿などでも代用可能画だが、やはりバットがしっかりとした大型のマダコもしっかりリフトできる専用竿がオススメ。
リールはパワーギアの物がよい。
ハイギアでは大型のタコを掛けた時に巻き上げが重く、パワーギアのほうが回収も楽チンだ。
ラインは船宿によって違うが概ねPE2~3号で統一している船宿が多いので予約時にチェックしておこう。

専用竿とパワーギアのリールの組み合わせが鉄板
オモリは明石周辺では50号で統一していることが多い。
仕かけはタコエギ、もしくはスッテがメインだが、最近ではワームのついた仕かけ等も存在する

タコエギの基本的なリグ
基本は竿下でのシェイク
基本となる釣り方はまずは底取り。
底に付いたら底の石などに仕かけが当たると「ゴツゴツ」とした感触が伝わってくるはず。
底が取れたら仕かけが底から離れないように竿先を動かしてオモリを立てたり寝かせたりするイメージでシェイク。

底を切らない程度にシェイク
大体5~10秒ほどシェイクしたらタコがエギを抱く間を与えるためにステイ。
この時タコが乗ってくれば、先ほどまでの「ゴツゴツ」とした感触ではなく根掛かりしたときのように「グーッ」と重みが乗るはず。
そうなれば、大きく合わせて一気に巻き上げます。
タコエギはカエシが付いていないものが多いので、テンションを抜くとタコが逃げてしまいます。
船べりまで近づいたらタコが船に引っ付かないようにリーダーを持って抜き上げます。
バラシが多い時は一呼吸を置いたアワセがキモ
せっかくタコを掛けたのにバレてしまった。
そんな時はアワセが少し早い可能性が高い。
「乗った」と思っても慌てないこと。
竿先を少し下げて仕掛けを送り込む。

竿先を下げて仕かけを送り込むのもよい
もしくは、一呼吸おいてしっかりとタコが乗るのを待ってから合わせるとバラシが減ることが多い。
直下に反応がない時はキャスティングもアリ
オモリ50号にエギ2つを付けているのでかなり重い仕かけだが、直下で反応がない時はキャスティングを試してみるのもアリ。
潮カミにキャストしてシェイクして引いてを繰り返すと広範囲に探れて効果的だ。
イチバンのポイントは何と言ってもカラーの選択
直下も、キャスティングも反応がない時はカラーがあっていない可能性が大です。
オススメのカラーは朝イチ白などのクリア系のカラーが定番。
明るくなってきてからは緑や黄色といったカラーに反応がイイですよ。

明るくなってからは黄色や緑に反応することが多い

白などのクリア系のカラーは朝イチに反応がよい