和歌山・見老津沖の名物「ジャンボイサギ」
今、ハイシーズンを迎えている、和歌山・見老津沖の脂がたっぷり乗った、40cmオーバーの通称”ジャンボイサギ”。
シーズンになると、ここのイサギが食べたくなる筆者。身質、脂の乗りが最高で、刺し身に炙り、煮付けと、ご飯にお酒が、ついつい進む。
今回は新たに、サンテレビの人気釣り番組「ビッグフィッシング」の12代目アシスタントに就任した、片原恵麻さんと今井浩次氏と共に、旬の美味しいターゲットを追って釣りに出掛けてきた。
出典:サンテレビ
今回、乗船したのは、見老津漁港から出船している黒龍丸。

見老津漁港から出船している黒龍丸。大型のジャンボイサギやウメイロ、メイチダイ、そして夏にはアカイカをエサにして、クエやカンパチなど、大物釣りも楽しめる南紀の名船
6時に見老津漁港を出船した黒龍丸は、およそ10分ほどでポイントへと到着。見老津沖は、ジャンボイサギが狙えるのはもちろんだが、ポイントが近いのも嬉しい。
この釣りが初めての片原恵麻さんのために、まずは今井氏が手本を見せてくれる。しばらくすると、ギュインと気持ちのよいアタリがでた。上がってきたのは、30cmオーバーのグッドサイズ。幸先のよいアタリに今井氏の笑みがこぼれる。

良型のイサギを釣り上げた、今井浩次氏
そこで、今井氏にレクチャーを受けた、片原恵麻さんもさっそく仕かけを投入する。
この釣りは仕かけが長いため、投入や回収の際に仕かけを上手く捌くことが必要だが、すぐに慣れ、気付けば1人でこなしている。
ココン、ギュインというアタリを上手くキャッチし、魚をバラさずに良型イサギを次々とキャッチする姿は、初めてとは思えないほど。

片原恵麻さんは良型主体にイサギを多数釣り上げた

ダブルゲットもあり、見事な腕前を披露した恵麻さん
さらには、強烈な引き込みでも難なくやり取りし、グレを釣り上げた。
気付けば納竿の時間。この日は全員が良型イサギをキャッチ。中には、40cmオーバーのジャンボイサギをキャッチしていた人も。帰港後、船長から「恵麻ちゃん、センスあるなあ。もっと上手くなるよ」と、太鼓判を押された。
ビッグフィッシング期待の星、片原恵麻さんのデビュー戦は、華々しく飾ることができた。
これからもさまざまな釣りをナビゲートしてくれるであろう、彼女の今後の活躍に期待せずにはいられない。