エサ釣りで使う虫エサを上げるとしたら、まず出てくるのが「石ゴカイ」ではないでしょうか。
記者も子供のころ、親に連れて行ってもらった釣り公園で、「石ゴカイ」を使って釣りをした思い出があります。
先日紹介した「イソメ」と「石ゴカイ」が、虫エサ知名度のトップ2ではないでしょうか。
では今回取り上げる「石ゴカイ」がこちらです。
イソメとよく似ていて、同じように見えて違う生物。イソメ科とゴカイ科で分類されています。
サイズもイソメよりも細く短いのが特徴。
「石ゴカイ」は別名「ジャリメ」や「バチ」などと呼ばれるそうです。
よくバチ抜けと聞く、そのバチです。厳密にはバチ抜けと使われる際のバチは、石ゴカイのほかイソメの場合も同じようにバチ抜けと言われるそうです。
狙うターゲット

キス

メバル

ハゼ
ハゼは、1度釣り上げた後に残っている石ゴカイでも狙えますが、キスの場合、弱った石ゴカイには食いが悪くなるそうなので、頻繁に交換する必要があります。
石ゴカイはヌルヌルして針に付けにくい
石ゴカイはヌルヌルした体液を出すので、針に刺す際、ちょっとやりにくいのが難点。
そこで便利なのが石粉。
この石粉を滑り止めに使用し、針に付けやすくしてくれます。
ただし、付けたまま放置すると、弱りやすいので注意が必要です。体の水分が取られてしまうそう。
ほかに虫エサを掴むためのハサミも売っているので、使ってみてください。