釣場速報本紙で月1回の連載を寄稿して頂いているnomi氏。今回は、過去5年間寄稿の中から、気になる記事をピックアップし、紹介していきたいと思います!
今回紹介するのは、魚料理! かなりインパクトがあり、映えを狙っているが、本当に映えているのだろうか。
ガシラバーガー
「何かインスタ映えする魚料理はない?」イェス! ノミラボにお任せ! 実験開始だぜ! ギュイ〜ん♪
美味しそうな魚料理の写真はあるが、ちょっとインパクトのある魚料理でインスタ映えしてみたい。ということで、手軽に釣れる魚の「ガシラ」を使った料理を考えてみた。
まずは、手頃なサイズの2尾を用意し、内臓とエラを取り、背中に切れ目を入れて、小麦粉をまぶす。
そして温度が低めの油に投入し、2度揚げでカラッと揚げると「ガシラの唐揚げ」が完成。
これだけでは、全然インスタ映えにはならないので、まだ見た事のないハンバガーにしてみる事にした。ほんのり焼いたバンズに、マヨネーズ、ケチャップで味付けし、レタスを乗せ、ガシラの唐揚げを乗せる。この状態で、すでにインスタ映えだ。そしてバンズを被せて完成。
少し寂しいので、再度マヨネーズとケチャップで彩を加え、完成とした。早速かぶりついてみるとおいしい。
今回のノミラボ実験結果は、「ガシラバーガーはインスタ映え間違いなし!」であった。サクサクのガシラの身にフレッシュなレタスでヘルシー感も増し、味も申し分ない。
何よりもガシラがそのままの姿で入っているのがインパクト大で、確実にインスタ映えするだろう。
尺アジフライ寿司
衝撃のビジュアルで話題となった上記のガシラバーガーだが、それを超える魚料理でインスタ映えするものはないかということで、次は身近なアジを使った料理を考えてみた。
アジは、波止のサビキ釣りからボートでの深場の釣りまで、いろいろな釣り方がある。
サイズも15~60cmぐらいまでと、実に幅広いサイズが釣れる。今回は尺アジを、アジングで釣り上げてきた。
頭と内臓を取り、背開きにして、用意した小麦粉、パン粉、卵をしっかりと付け、中火で温めた油に投入。よい焼き色が出たら引き上げる。
サイズをタチウオ専用スケール「タチオキクンフィンガー」で測ってみると、見事な幅指4.5本のアジフライのできあがり。 このデカイ尺アジフライでもなかなかインスタ映えしそうなものだが、ここでもうひと工夫。お寿司を握ると見事な存在感だ!
隣に通常のにぎりを一貫並べてみると、違いがよくわかる。これを一気に口に運んでみるが、まあ掴みにくい(笑)。崩れないように気をつけて食べてみるが、やはりクラッシュ。 最後は粉々になってしまった…。
今回のノミラボ実験結果は、「尺アジフライの握り寿司は、インスタ映え間違いなし!」であった。
尺アジの厚みのある身がサクサクで、シャリとのマッチもよい。なにより香りが食欲をそそる。シャリを通常の握りのサイズにしてしまったが、シャリをネタに合わすのもまた面白そうだ。
ちょっと尺アジの耐久性が低く、最後は崩れてしまったが、捌き方やシャリのサイズなどを工夫すれば、商品としてもクオリティーが上がるだろう。
どこかの飲食店がアイデアを買ってくれませんかね(笑)。
この実験で今日もギターが冴えるぜ!ギュイ〜ん♪だれかがやらねば…
実験結果は素人実験のため、必ずしも結果が正しいとは限りません。