大阪・泉南 みさき公園裏 長松海岸
みさき公園裏の長松海岸には、浜から小波止が7、8本出ており、いずれも先端周りが好ポイント。
真ん中の2本の波止だけ、先端周りにテトラが入っている。このテトラ際はメバル、ガシラの好ポイントだが、テトラが入っていない波止でも、先端周りは好ポイントである。
梅雨明け頃まではアオリイカ、コウイカが釣れるが、真夏は一服状態で、次は秋から初冬にかけてイカが狙える。
イカのほかにはメバル、ガシラが釣れ、アジ、サバ、イワシなどのサビキ釣りが夏から秋に楽しめる。夏は夕涼みがてらの半夜釣りが面白い。
半夜釣りでメバル、ガシラを狙う
先日、青イソメを500円分を買って、半夜釣りに出掛けた。
午前中に雨が降ったため、テトラの釣り場は濡れていると滑って危険なので、平らなコンクリート波止がある、みさき公園裏の長松海岸の小波止を選んだ。
18時頃に着くと、波止先端にテトラが入っている、右の波止が空いていた。ほかの波止は人が竿を出しており、右の2本の波止はアオリイカ狙い。左の波止はエギングのようであった。
暗くなるまでにはまだ、1時間ほどあるので、右の波止の釣況を見に行く。
竿を2本並べていたので、ヤエン釣りだとばかり思っていたが、実はウキ釣りだった。
スカリが入っていたので尋ねると、「1時間ほど前に釣れました。1kgには少し足りないサイズですが」と言う。
「和歌山市内で1匹220円で買ってきた生きアジが、まだ数匹残っているので、これからの時間帯が好時合なので、期待しています」と嬉しそうだった。
アオリイカが1パイでも釣れていれば、言うことなしである。
隣の波止へ戻って、仕かけの準備。竿は5mで1号の中通し。ガイドがないから、糸の絡みがないため、夜釣りには好都合である。
リールはスピニングの3000番、道糸は2号、ハリスは1・25号、針はチヌ針4号。電気ウキは大(4B~5Bオモリ)。エサの青イソメはだいたい中サイズを選んで付けた。
波止の周りは、まだ少し海藻が残っているので、明るいうちに位置をよく見ておく。
狙いはメバル、ガシラで、たまにハネ、アコウ、チヌなどが釣れる時もあるので、タモは用意している。
波止先端近くのテトラ際へ仕かけを入れると、アタリもないのに青イソメがキレイになくなる。明るいうちは、どこへ仕かけを入れてもフグにエサを取られるだけ。
暗くなってきたので、さぁこれからだと思っていると、エギングの人が「釣ってもいいですか?」とやってきた。釣るポイントが違うので、「いいですよ、どうぞ」と3人で釣ることになった。
暗くなるとエサ取りのフグが少なくなってきた。
タナを1.5ヒロ取り、テトラ際を狙うと、ジワーッとしたアタリできたのが、15cmほどのガシラだった。
その次に同じようなアタリできたのが、20cmのメバル。その次が21cmのメバルと、次第にサイズがよくなってきた。
しかし、入れ食いとはいかず、次は少し時間が経ってから22cmのメバル。同じポイントで釣れないので、あちこち探ってポツリと釣れると言ったパターンだが、全てサイズがよい。
21時頃、先端のテトラでエギングの人がイカを掛けたようで、プッシューッと水鉄砲を見せている。
ギャフで取り込んだのはアオリイカではなく、コウイカだったが、胴長25cmほどの立派なコウイカだった。エギングの人はそれで満足し、帰っていった。
静かになった波止で、残り少なくなったエサの中から、太めの青イソメを付けて、先端手前からテトラの斜め前方へ仕かけを投入。スーッ、スーッと誘いを掛けた後、ウキが斜めにスーッと入るアタリ。
合わせると、ガツーン、ギューッ。強引を見せて上がってきのは、大きなメバル。当日1番の大物で、26・5cmあった。
その日はそれで納竿したが、後日、再度釣行。前回釣行時の波止より左側の波止で、同じ釣り方の半夜釣りで、メバル8尾。サイズは18~22cmだった。
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