秋を迎えて、各魚ともに食いが活発化の兆しを見せています。
日中の暑さを避けて、涼しく楽しめるケンサキイカ狙いの夜釣りで賑わっている福井県敦賀沖では、朝夕に秋の風を感じるようになり、日中の釣りも出船再開。
秋のタイラバシーズンが開幕しました。
敦賀沖と言えば、例年春に乗っ込みの大ダイラッシュで盛り上がりを見せますが、実は秋も春と並ぶ、マダイの絶好期。
アタれば、50~60cmクラスの良型を主体に、70~80cmの大ダイも十分に狙えます。また、マダイのほかにゲストも多彩なのが魅力です。
開幕初日から大ダイほか、美味なゲストが続々
敦賀・色浜の竹宝丸では、9月9日に秋のタイラバ開幕戦を迎えました。
この日は、朝イチは雨、風、波があり、潮は上潮だけ速くて、底潮は全く動かない、タイラバには難しい状況でしたが、マダイは大型、良型が登場。
針外れやラインブレイクなどのバラシが多かったものの、型揃いのマダイに加えて、アマダイ、レンコダイなども上がりました。

▲美味な高級魚、アマダイ

▲レンコダイ
そして、翌10日にはベイトの反応がよく、朝イチから幸先よく、良型マダイが登場。
その後はサゴシに仕かけを切られることが多発して、ポイントを移動すると、ここでもマダイやハマチ、レンコダイなどが上がって楽しめていました。

▲メジロやハマチも釣れる

▲アオハタ

▲ガシラ
タイラバは、潮の動きや、風で船が流れる、流れないで、その時の食いに差が出てきますが、秋の好期を迎えた今、海況がよければ好釣果の期待も十分です。
底まで落として、ただ巻くだけのシンプルな釣りなので、初めてでもお手軽にできます。まだやったことがない方も、秋はタイラバ入門の絶好の機会なので、1度チャレンジしてみてはいかがですか?
これからのシーズン本番には、型揃いのマダイを主体に、美味な魚三昧で面白い釣りができそうですよ。

▲敦賀沖ではタイラバのヘッドは100~200gを用意しておこう