
立野 義昭(Yoshiaki Tateno) プロフィール
シマノフィールドテスターの立野です。
3年前に1度企画して、諸事情で延期になっていた「2023年シマノ サーベルマスターパーティーin須磨」が、11月3日に開催されました。
今回の大会は須磨の計6艇(純栄丸、盛和丸、仙正丸、パイレーツDAIYUMARU、八英丸、邦栄丸)で、参加者約130人と、関西ではなかなかの規模の大会となりました。
今回の大会のレギュレーションは、タチウオ2尾長寸での競技となります。
また、ロッド、リールのどちらかがシマノ製品であること。テンヤはシマノ製オンリーでエントリーしてもらいました。
大会前より、水温の低下に伴い、濁りが入ったようで、一時期の高活性ではないとのこと。長さのボーダーは1尾80cm以上を2尾で160cm以上で、帰着後に検寸としたのですが、思いのほか、多くの方の検寸が必要となるほど、実釣は盛り上がりました。
当日、私は盛和丸にスタッフとして乗り込みました。
朝のポイントは、神戸沖の水深60m前後のエリア。皆さん、思いのほか苦戦されていました。
アタリはありますが、針掛かりしない状況が多発している様子でした。
聞くと、底付近でのアタリだということでした。アタリのあった方のテンヤを見ると、サーベルマスター船テンヤのゼブラグローやゼブラパープルを使用している方が大半です。
そこで、夜光を抑えたNパープルを使用している方のそばで、しばらく見せていただくと、アタリは減りますが、アタると次のアタリまでのレスポンスがよく、簡単に針に掛かっているようです。
私もよく経験しますが、この時期、底での反応の際は、グローやゼブラグローのような中間色を使用すると、アタリはでやすいが、針掛かりしにくい時間帯があります。
テンヤのヘッドに少しでも夜光が入っていると、針掛かりしにくい所にちょっかいを出している感じです。
そこで、無発光のテンヤを使用すると、アタリは減りますが、タチウオが見付けた時は、針掛かりまでが早くなる傾向があります。
今回の4位入賞された小牟田氏も、サーベルマスター船テンヤのNパープルでした。
検寸を終えて結果発表ですが、1位が同寸、じゃんけんで決めるというオチでしたが、渋い状況の中、お2人ともお見事でした。
上位入賞者には、トロフィーと副賞が贈られ、1位には金の刺繍入りのライフジャケット、2位、3位の方も銀色と銅色の刺繍入りのライフジャケットを手に、満面の笑みでした。
お楽しみ抽選会では、高級お菓子、ビール、カレンダー、高級ウナギ、高級和牛、クーラーボックスなど、盛りだくさんでした。
来年も同じように、たくさんの方に笑顔で帰っていただける大会を企画・協力させていただきたいと思いますので、またぜひご参加ください。お待ちしております。