「サビキにズラズラっと魚が鈴なり！」と聞けば、アジやイワシ、サバなどの釣りをイメージする人も多いかもしれません。

でも、今回紹介するのは、手軽に釣れる堤防のアジやサバではなく、魚の王様「マダイ」。

そう、サビキでマダイが釣れるんです。

しかも、上手く時合に重なれば、ズラズラっと鈴なり状態で。

小豆島周辺でサビキマダイが開幕

そんな釣りが楽しめるのが、瀬戸内・小豆島周辺のサビキマダイ。

例年、年の瀬の頃から水温む春まで楽しめる人気の釣りです。

そのサビキマダイが待望のシーズンに突入しました。

姫路の美里丸は、サビキで狙うマダイ釣りにはコダワリを持った船宿。

仕かけも船宿オリジナルの特注品で、状況に合わせて対応できるように船内に数種類取り揃えています。

サビキマダイのキホン的な仕かけ

 

その美里丸では、年末から小豆島周辺へ、マダイ狙いに出船し始めました。

この日は、マダイが口を使わない厳しい時間もあったようですが、時合に突入すれば船内でバタバタとヒット。

中型を主体に、次々とマダイが竿を絞り込んでくれたようです。

この日は、釣り人によって釣果に差は出たものの、前日同様に時合にはマダイが連発し、よい人は土産十分の釣果に恵まれています。

釣り方の基本は、巻くだけ！

このサビキマダイ、エサを使わないサビキ仕かけなので、仕かけの扱いさえこなせれば、誰にでも簡単にチャレンジできるのが魅力。

基本的な釣り方は、「ただ巻くだけ！」。これだけでマダイが釣れます。

底まで下ろして、船長の指示ダナまで巻き上げる、これの繰り返しです。

しかも釣れてくるのは、マダイ。引きは強く、食べても美味。

そして、状況のよい日に当たれば、良型まじえて1人で2ケタの爆釣も夢ではありません。

サビキ仕かけを巻き上げるだけで、マダイが鈴なりでも釣れる魅惑の釣り。

まだ始まったばかりですが、これから春までに爆釣のXデーも何度も訪れるハズ。

ぜひ、チャレンジしてみてください。