
美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール
皆さん、こんにちはー。先月、人生2度目のカセ釣りに挑戦してきました。
ボトムを狙うとエイが釣れてしまうので、もう少し上の方で、アジやイワシを泳がせてブリを狙うのですが、ボトムには、私の手首ぐらいの、ごっつい太さのハモが釣れるとのことで、これは狙ってみる価値アリだと、ハモ狙いで遊んでみました。
よいお天気で気持ちがイイ。カセ釣りは、ほのぼのします♪ アタリのない時間がしばらく続き、ほかの道具を触っていると、突然、ラークに取り付けていた竿が、海面に突っ込みました!
でも、グングンと強烈に引くのは最初だけで、途中からはただ重いだけ。これはもしかして…。
力持ちの私が、持ち上げることもままならない大きさの、ツバクロエイでした。
エイは、尻尾にトゲがあって、刺さるとカエシが付いているため、とても危険です。船べりで慎重にトゲだけ切り落とし、何とか船中に引き込みました。それにしてもデカい。
串本には、トビエイ、ウシエイ、アカエイ、ツバクロエイといるそうですが、今回は、このツバクロエイを持ち帰り、調理してみることにしました。
今回は、切るだけカンタンなエイの煮込み料理♪
しかも、エイって食べられるんだ…と、自分でも驚き。試しに船上で身を削いで食べてみましたが、全く臭みゼロ。持ち帰って数日置いても臭みZE~RO~。なんなんだ、この子は(笑)。
と言う訳で、今回の美味魚レシピは、ヌメリを取って切って煮るだけの、簡単煮付けを紹介します!
ツバクロエイの煮付け
●エイの切り身(皮付き) 200g
●酒 大さじ2
●砂糖 大さじ2
●しょう油 大さじ3
●ミリン 大さじ3
●水 50ml
●ゴボウ 1本
●酢水 適量(アク抜き用)
①ゴボウは土をよく洗い落とし、5cm幅にカットして、酢水に漬けてアク抜きしておく
②エイはヌメリを落として、皮付きのまま5×3cmぐらいの大きさにカットしておく
③鍋に酒、砂糖、しょう油の順に入れ、中火で砂糖が溶けたら、ミリンと水を加えて加熱し、味を整える
④エイの切り身とゴボウを投入し、アルミホイルをかぶせて、弱火で煮付ける
⑤ほどよい照りが出てきたら、器に盛り付けて、完成♪
いかがでしたか? 今回のポイントは…特にありません(驚)。皮付きのままカットして、通常の煮付けの通りに照り煮にするだけの、簡単料理でした。カットするだけの作業で臭みはゼロで、皮の部分はコラーゲンプリプリ。とても美味しくいただきました。
大きなエイは可食部満点! ブロック状にカットして冷凍しておけば、いつでも調理することができる、優れたゲスト魚さんでした。私、エイがちょっと好きになったかも! 次のカセ釣りでは、どのエイを釣り上げようかな♪