話題になっている、シマノの新ライン「ハードブル 8+」。
というのも、新しい素材であるHoneywell社のSpectra®を採用していて、耐摩耗性が従来製品より大幅アップ。その耐久力は、従来製品の約3倍……とも。
記者は仕事柄、各地のフィッシングショーに取材するのですが、その際に会場で開催されていた「『ハードブル 8+』のサンプルをいち早く試せる!! キャンペーン」に参加。
そこでゲットした0.8号を、チニングでインプレしてみたいと思います。
記載通りハリ・コシがスゴイ
皆さん気になっているであろう、ハリ・コシの部分。
公式の製品ページでも、やたらとハリ・コシがフューチャーされていて、それがライントラブルの防止・キャストフィールの向上に繋がっていると言いますが、実際どんなもんなのかと。
実物を触ってみるとまさに記載通りで、糸を伸ばして手を離すとピーンと立つほどのコシ。
コレは期待できるぞ……!
実際に使ってみた
実際に使ってみる前に、なぜ「ハードブル 8+」を使うに至った経緯について。
もちろん、話題になったから試してみたい、というのも1つなのですが、もう1つが公式製品ページに書かれている「ハードブル8+はどんな人におすすめなのか?」という箇所。
そこには6つの項目があって、それが以下の通り。
・ストラクチャー周りでアキュラシー高いキャストと強引なファイトをしたいアングラー
・ライントラブルを可能な限り抑制したいアングラー
・ボトムをシビアに攻めるアングラー
・ベイトで使うPEに正解を見いだせていないアングラー
・PE使用のビッグベイター
・ピーコックバス、トーマン(チャドー)、バラマンディ、パプアンバス等の怪魚を追い求める海外遠征アングラー
記者は下線を引いた3つの項目に当てはまっているのが、使ってみたいと思った理由。
記者はチニング・ロックフィッシュを楽しむことが多いので、カキ殻があったり、テトラ周りをネチネチと攻めるので、最適なラインなのでは? と。
さて、気になるキャスト感。
性能を信じてフルキャストしてみると……。
バックラッシュの気配ナシ! ゴワゴワ感もなく、スムーズに糸が出ていきます。
少しブレーキを効かせすぎか? と思い、緩めてみても問題ナシ。これは投げやすい!

見る人が見れば分かる、結構ピーキーなリールでも問題ナシ
この日は少し風の吹く日だったのですが、向かい風でもバックラッシュせず。記者自身、そこまでキャストに自信はなかったのですがコレなら安心。
今回はチニングで検証。ボトムをネチネチと攻めてみたり、時には巻いてみたり。いろいろ試してみましたが、感度は良好。
魚のバイトもしっかりと伝えてくれました。(釣果写真がなくてスミマセン。釣ったのですが撮り忘れ…)
強度に関しては、釣り中にブレイクなし。
帰宅してから、実験でネジにゴシゴシと擦り付けてみましたが、なっかなか切れない。まあまあな力で30~40回程度往復してやっと切れたほどなので、実釣でもこの強度は活きていたのではないでしょうか。
ボトムゲーム好きは使ってみるべし!
以上、「ハードブル 8+」のインプレッションでした。
まとめると……
・投げ感…キャストフィール◎。トラブルレス。
・感度…飛びぬけた感度ではないものの、良好。
・強度…バッチリ。ボトムでの使用でも安心感が半端ない。
チニング・ロックフィッシュでは無類のPEになるのでは? と思ってみたり。
気になった方は、実際に使ってみてはいかがでしょうか・
シマノ公式「ハードブル 8+」詳細ページはこちら